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4月3日(木)アスティママのみなさんと懇談をしました。

 4月3日、出雲市平田町で平田本町商店街の女性有志の集い「アスティママ」のみなさんと懇談しました。

一式飾りの視察の様子

 懇談会に先立ち、知事は平田本町商店街の各店舗のショーウィンドウに設置されている平田一式飾りを視察しました。

 平田一式飾りは、陶器や茶器など生活用具一式を使って歴史や物語の場面や人物などを表現したもので、寛政5年(1793年)に、平田寺町の表具師桔梗屋重兵衛が茶道具一式で大黒天立像を造ったのが始まりと言われています。

 同商店街にも、「かぐや姫」や「弁慶と牛若丸」、「ゲゲゲの鬼太郎」など様々なテーマの作品が展示されており、知事はアスティママ代表の加藤多美子さんと平田明子さんにご案内いただきながら、一つ一つじっくりと鑑賞しました。

 

(左写真:知事は、商店街のショーウィンドウを利用した「まちかどギャラリー」で、一式飾りを鑑賞しました。左は、ご案内いただいた平田さん。)

 

 

懇談の様子

 続いて行われた懇談会には、アスティママ会員の方13名にご参加いただきました。

 皆さんは本町商店街で商業を営んでおられる方などで、町内の女性の交流と商店街の活性化のために「まちかどギャラリー」で市民の作品展を開催したり、いろいろなイベントを企画しておられます。

 

 参加された皆さんからは、「近くにある木綿街道を訪れるお客さんが、橋を渡ってこちらにも足を運んでいただけるよう賑わいのあるまちづくりを目指して活動している。」といった活動のへの思いや、「後継者がなく商売は止めるけれども、商店街の活性化の役に立ちたいと参加している。」といったご意見がありました。

 「私たちは、イベントの開催や交流活動を通して近隣の人たちが親睦を深めることで、活気のあるまちづくりを目指している。自分たちが楽しむことで周囲に活気の輪が広がり、やがて地域の活性化につながるのではないかと思う。」と、日常生活を大切にしたまちづくりへの抱負を語られました。

 これに対して知事は、「日々の暮らしとの調和が取れた観光地には、魅力を感じて訪れる人が多いと思います。まちづくりの工夫はいろいろありますが、自分たちにあった方法で活動をされることで元気な町になります。」と、各地での活性化の実例をまじえながら答え、また、県としても様々な面から地域の活性化を支援していく考えを述べました。

 


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