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11月28日農業経営者の方と意見交換、JAやすぎ米飯加工センターを視察

 

しまね女性農業経営者ネットワークの方々との意見交換

 

懇談会の様子

 

 知事は、安来市内で開催されたしまね女性農業経営者ネットワーク研修会に参加しました。

このネットワークは、県内で農業経営に主体的に参画している女性有志の会です。女性の立場から、農業経営、地域との関わり、家庭などの問題について情報交換、研修会を行うなど、女性農業者を取り巻く問題や課題の改善、解消に向けて取り組んでおられます。

この会は、チャンス(Chance)にチャレンジ(Challenge)しチェンジ(Change)できる人を目指すことから、「3Cの会」と名付けられました。

 

会員の皆さんと

 

意見交換会では、会員の方々から、高齢化や後継者不足、米の価格低下など、農業を取り巻く厳しい状況について話されたほか、そのような状況下でも様々な工夫をしながら農業に取り組んでおられる様子が報告されました。

また、「都会の子供を島根に呼んで農業体験などをさせ、島根のファンを増やしていってはどうか。」「これからは、消費者に農業をPRするなど、従来の枠を越えて取り組む必要がある。様々な産業が一体となり、目線を変えて制度を見直していくことが必要。」など、今後の新しい農業経営に向けた意見交換が活発に行われました。

知事は、「皆さんは、様々な工夫をし、新しい農業をしておられますね。3Cの精神にのっとり、新しい感覚を持って島根の農業を元気にしていただきたい。そして皆さんの後に続く若い後継者を育成していただきたい。」と述べました。

 

 

JAやすぎ米飯加工センター

 

概況説明の様子

 

 

まず山根盛治JAやすぎ組合長より、センターの概況について説明いただきました。

センターでは、地元産の米を使っておにぎりや弁当、寿司などを生産し、県内では大田市以東、鳥取県では全域の大手コンビニエンスストア、県内のスーパーマーケットなどで販売しています。

炊飯量は年間約1200トン。おにぎり、弁当、寿司の供給量は、年間約1800万食にのぼります。

米は、BG(ブラン・グラインド)という新しい精米製法でとがれています。ビタミン層を破壊しないため栄養価が高く、また環境にもやさしいこの無洗米は、おいしく安全安心な商品として消費者に受け入れられています。

 

視察の様子

 

センターの概況について説明いただいた後、炊飯システムや、おにぎりや弁当などの商品が製造される工程を視察させていただきました。


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広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
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