「一社一村しまね」協定を結んだ中井工業(株)の方や益田市長と懇談
8月29日(水)、知事は、同日「一社一村しまね」協定を結んだ中井工業株式会社の方や益田市長と懇談しました。
「一社一村しまね」とは、県内の地域(市町村)が県外の特定の企業や団体と、対等なパートナーシップのもとに交流を促進し、経済的な効果を含めた地域振興を図ることを目的として島根県が推進しているものです。
中井工業は、昭和46年に島根県の誘致企業として美濃郡美都町(現在は益田市美都町)で操業を開始され、以後益田市内で3工場を操業するまでに事業を拡大してこられました。その一方で、グループの従業員の方へ益田市の特産品購入を斡旋するなど地域への貢献にも積極的に取り組んでいただいています。
この日は、知事の立ち会いのもと中井工業(株)と益田市の「一社一村しまね」締結式が行われた後、引き続いて懇談が行われました。
参加いただいたのは、中井工業(株)代表取締役社長中井正広氏、グループ企業である島根中井工業(株)工場長山村正博氏、牛尾郁夫益田市長です。
はじめに中井社長より、美都工場での事業の沿革について、金銀糸の製造から化粧品ケースなどに使われる金文字部分に貼り附けるフィルム、さらにはポリエステルフィルム加工による携帯電話のコーティング画面製造へと、時代とともに拡大されたとの説明がありました。
また、益田市について「自然に恵まれていていいと思います。こちらで食べたイカの天ぷらがおいしかったのが忘れられません(笑)。地元の方には当たり前のことですが、他から来た人にはとても新鮮です。」と、新鮮な食材に恵まれた島根への感動を体験を交えて語られました。
山村工場長からは、「島根は、春夏秋冬の季節があり、自然が大変美しいです。子供のためにもとてもよい環境です。スキー場や海水浴場が近いですし、海の幸が美味しい。」と、島根での生活の感想を述べられました。
さらに、益田には古い歴史文化が残っていることや、市内を流れる高津川はダムのない川で、大変清らかな川であることなど周辺の魅力についての話題に及びました。
知事は、「島根には、すばらしい自然がそのまま残っています。子どもを育てるのに、島根はとてもよいところです。」と、子育て世代にも優しい、住みやすい環境について述べました。
写真左から、牛尾益田市長、知事、中井社長、山村工場長
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