7月2日(月)ジョブカフェで懇談しました。
7月2日(月)、知事は、「ジョブカフェしまね」を訪問し、ジョブカフェの利用者や、学生サポーターの皆さんと懇談しました。
ジョブカフェでは、若者の就職をサポートしています。求人・企業情報の提供から就職相談、各種セミナーの開催、就業後の相談まで、1カ所でまとめて受けることができます。
まず、知事はジョブカフェのフロアを視察しました。
(写真左、中)入口のボードには、就職内定者からのメッセージが紹介されており、知事も熱心に読みました。
(写真右)知事自ら質問事項に入力を行い、パソコンで適職自己診断を体験しました。
視察後、ジョブカフェの利用者や、学生サポーターの皆さんと懇談し、日頃の活動などを通じて考える就職の課題などについて、若い方々の思いを伺いました。
前田啓介さんは、大学卒業後、金融機関に就職。その後転職し、現在コーヒーショップに勤務しています。転職前に友人からジョブカフェを紹介され、カウンセリングなどを利用しました。「転職にあたってはすごく悩みました。カウンセラーのアドバイスが役に立ちました。今、自分が本当にやりたいことができているので充実しています。」と話されました。
渡邊綾子さんは短大生で、このほど就職が内定しました。「ジョブカフェでは、履歴書の書き方や面接のフォロー、カウンセリングをしてもらいました。」と、親身になって相談にのってもらった様子を話されました。
島田佳之さんはジョブカフェのカウンセラー。「今の学生は就職に対して真面目ですね。自分の好きな仕事をしたいという人が多いです。最近は転職も多いですが、前職の経歴が影響するなど、すんなりとはいかないのが現状です。」と、転職をするうえでの厳しい面も話されました。
高井優美さんと久松勝平さんは県内の大学生。ワークショップを企画するなど、ジョブカフェ事業の企画に参加しています。
高井さんは、「活動を通して、いろいろな人と話すことができ、社会勉強になっています。」、久松さんは、「自分の周りでは、企業の人と話をするなど、社会のことを知ってから就職したいという人が多い。」と、地域社会でのつながりを持ちたいと話されました。また、大学生に島根の良さをアピールするために作成しているフリーペーパーを紹介してくださいました。
知事は懇談の中で、「自分にあった職業を求めて転職することは、若い世代では普通になってきていますね。豊かな社会になり、選択肢が広がりましたね。その反面、自分で選択しなければならない難しさもあるでしょう。」と話しました。
また、「自分の特性や、自分が何をやりたいかが分かれば、物事の半分くらいは達成したようなものです。人との巡り合いなどによって、誰にでも何回かチャンスは訪れます。その時は自分で考え、決断しなければなりません。就職活動で厳しいこともあるとは思いますが、チャンスを待ち、チャンスが来たときに決断ができるよう、体勢を整えておくことが必要ですね。」とエールを送りました。
(写真)左から、島田さん、久松さん、高井さん、溝口知事、前田さん、渡邊さん
(写真左)ジョブカフェの入口にある七夕飾り。利用者などが願いを込めて書いた短冊が飾ってあります。
(写真中、右)知事も、若者にあてたメッセージを短冊に書きました。
若い人たちへ
人に会いなさい。本を読みなさい。旅をしなさい。そして、自分の世界を広くしなさい。溝口
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