この日から、島根総合発展計画（案）について、広く県民の皆さんからご意見を伺う広聴会がスタートしました。

　第１回目は、松江市の島根県民会館を会場に開催され、約130人の方々に参加いただきました。

　広聴会では１６人の方々から意見をいただきましたが、県内に就職が決まった松江商業高校と松江工業高校の生徒からも発言いただきました。その中で、県内での就職を決めた理由を「島根県がとても好きで、過ごしやすくて、一生島根県で仕事や結婚もしようと思ったからでした。」という発言はとても印象的でした。これからの島根を担っていく若い人に、島根に対する想いを語っていただいた言葉は、会場に集まった多くの参加者の心に響くものとなりました。

　広聴会終了後、知事は両校の高校生と懇談しました。

　一人ずつ、それぞれの就職内定先をお伺いした後、知事は「島根には優れた技術を持った企業がたくさんありますが、生徒や保護者の方に知られていないこともあります。そういった企業を紹介していく取組みも行っていきます。」と、県としても県内での就職率を高める取組みを進めていく考えを述べました。また、「皆さんはこれからの島根を担っていく方々です。仕事に、また地域活動にも頑張っていってください。」と熱いエールを送りました。