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県老人クラブ連合会の方々と一緒に体力測定を行い、意見交換しました

 

 平成19年9月6日(木)、溝口知事は県老人クラブ連合会の方々と懇談しました。

 県老人クラブ連合会は、高齢者の生きがい対策や老人クラブ指導者の養成など、老人福祉の向上に寄与することを目的とされて昭和37年に設立された団体です。設立当時は加盟老人クラブ数180で会員数は18,400人でしたが、現在では加盟老人クラブ数1,311、会員数は77,075人(H19.3末現在)という大きな団体です。

 

体力測定をする溝口知事

 

 懇談に先立ち、知事は地元老人クラブの健康づくり活動を視察し、参加者の方々と一緒に「長座体前屈」の体力測定を行いました。

 多忙を極め、なかなか運動する時間が取れない知事にとって急な体力測定でしたが、楽しい雰囲気の中で会員の皆さんと一緒に測定に励みました。

 

(写真:「長座体前屈」の測定を行う溝口知事)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会員の方々と懇談する溝口知事

 

 懇談会では、まず、青木精吉県老人クラブ連合会会長から「本日の意見交換を通じ、老人クラブに対する理解を深めていただきたいです。」とあいさつを受けました。知事は「島根は高齢者が増えていますが、お元気な方もたくさんいらっしゃいます。元気な高齢者が増え、活き活きと活動されるような島根を築きたいと思います。」と述べました。

 続いて、「会員には後期高齢者が多いので、若い世代に入ってもらいリーダー養成を行うことが大きな願いです。」(青木会長)、「単に元気で長生きすればそれでいいのか、と疑問に思い、生きがいを求めて老人クラブに入りました。地域資源を活用したサークルづくりなどに『いきいきファンド』(外部サイト)という助成制度はとてもいいです。」(百田百合子副会長)、「松江地域では子どもの見守り活動を中心に活動しています。」(安達伸次副会長)、「松江では城山の月見茶屋を老人クラブ女性部が委託を受けました。」(狩野治子副会長)、「島根は高齢化の先進県であるが、元気な老人が多いです。そういうことをもっとPRしないといけないと思います。そして、これからは農林漁業が大事であり、高齢者が農林漁業と関わりを持つために地域資源とのマッチングが必要と考えます。」(北川泉理事)などの意見が出されました。

 これらの意見に対し、知事は、「高齢者と言っても農家では70歳でも現役で活躍しておられます。高齢者の方々が元気に活躍されることが、その地域の活性化につながっていくと思います。また、これからリタイヤする団塊の世代に声をかけて、会員を増やしていくことも必要ですね。」と元気な高齢者の活動への期待を述べるとともに、「老人クラブや自治会、NPOなど行政周辺の活動を強化するようなことを考えているので、その際にはお知恵をお借りしたいです。」と話しました。

 

活動状況の説明を受ける溝口知事

 

 また、当日の懇談会の会場となった佐世公民館(雲南市大東町)で活動している「佐世地区連合寿郎(じゅろう)会」の榊原義郎会長から、地元での老人クラブの活動について、写真を見ながら説明を受けました。

 元気な高齢者の方々の活発な活動状況の内容に、知事は写真を見ながら熱心に耳を傾けました。

 

(写真:佐世地区連合寿郎会の活動状況について榊原会長から説明を受ける溝口知事)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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