8月24日(金)、25日(土)どこでもふれあい懇談会(奥出雲町)
知事は、8月24日(金)から25日(土)にかけ、先進的な事業を展開しておられる奥出雲町内の企業の方々と懇談しました。
有限会社奥出雲椎茸
有限会社奥出雲椎茸では、椎茸の菌床ホダ木栽培を行っており、全国有数の生産地として、東京、大阪、広島をはじめとする各市場から高い評価を得ています。
知事は、川西副部長の案内で集出荷センター内を視察し、原料供給から販売までを地域内で一貫して行うシステムなどについて説明を受けました。
株式会社加地
株式会社加地では、特殊合成ゴム「EXGEL(エクスジェル)」を使用した様々な商品を開発・販売しています。福祉医療関連用品をはじめ、自動車・スポーツ・美容用品など幅広い分野で、高く評価されています。
(写真上:視察の様子)
小川代表取締役は、関西から旧横田町にUターンし、独自の素材、技術、商品の開発に取り組んでこられました。「商品が徐々にグレードアップしてきており、メジャーになりつつあります。世界に誇れる商品を開発したい。」と夢を語られました。また事業を行う上では、「時代の流れ、世の中の動きをつかむことが大切です。人々は、人間の五感に訴えるような素材を求めているので、時代の流れにのっているのかな、と思います。」と話されました。
知事は、「島根でこのようなビジネスが生まれることは素晴らしいですね。都市でのビジネスの経験があったからこそ、今の成功を収められたのでしょう。」と話し、今後の更なる活躍に期待を寄せました。
(写真左:社員の方々等と)
株式会社仁多産業
株式会社仁多産業では、ジーンズの脱色加工や、ダメージ(破れ)加工などの特殊技術により、数多くの縫製品の加工処理を行っています。
(写真上:懇談の様子、視察の様子)
川西代表取締役は、昭和56年に起業し、仁多を中心にクリーニング業を展開。その経験を活かしながら、多種多様なニーズに対応する加工技術を独自に開発してこられました。現在は、中国、フィリピンにも工場を持ち、若者に人気のジーンズから高級ブランド商品まで、幅広く手がけておられます。
川西氏は、「きめ細かい作業をすれば、日本の高いレベルで生き残ることができます。」と話され、また、新しい商品開発に向けた取り組みについても力強く話されました。
株式会社田園倶楽部奥出雲
株式会社田園倶楽部奥出雲は、トマトを通年生産、販売する会社で、平成18年に設立。平成19年4月から生産開始しました。生産されたトマトは高糖度で、県内外で高い評価を受けています。
(写真上:懇談の様子、視察の様子)
景山代表取締役社長は、企業に勤務していた51歳のとき、関連会社に出向したことをきっかけに、北海道千歳のトマト農場で栽培に関わりました。「そのときは農業の"の"の字も知りませんでした。島根に仕事を持って帰りたいと考え、高糖度トマトに注目しました。現在大阪の市場で糖度7度以上のトマトを出しているのは奥出雲だけです。」と話されました。
懇談後、施設内を視察し、糖度によりトマトを選別する機械やハウスについて説明を受けました。
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