平成22年度提案
テーマ「医師確保対策」
1検討の趣旨
全国的に医師不足が叫ばれる中、本県でも勤務医の医局への引き上げ等により、地域の医療への影響が深刻化してきている。
島根県において、将来、安心して生活し、安定した医療を享受できる社会を形成していくためには、島根県内の医師を増やしていくことが喫緊の課題であり、そのために必要な施策を若手職員で構成するプロジェクトチームで検討することとした。検討にあたっては県内で勤務する若手医師や中核的な病院の病院長及び医学部学生、また、教育面からの課題を把握するために教育関係者とも意見交換し、現場の生の声を政策に反映した。
2若手職員検討グループメンバー(10名)
氏名 |
所属職名 |
---|---|
三村暁範 |
政策企画局政策企画監室主任 |
石井寛子 |
政策企画局統計調査課主任 |
持田隆之 |
総務部人事課主任 |
三島功 |
総務部西部県民センター主任 |
竹下正宏 |
地域振興部市町村課主任 |
岸学思 |
健康福祉部医療政策課主任主事 |
青砥智訓 |
健康福祉部高齢者福祉課主任 |
伊藤典子 |
農林水産部林業課主任 |
北浦克成 |
土木部益田県土整備事務所主事 |
八尾佳宏 |
病院局中央病院主任 |
3活動概要
【検討期間】平成22年12月27日から平成23年4月28日
○知事との初回ミーティング:平成22年12月27日
○知事への中間報告:平成23年1月31日
○知事への最終報告:平成23年4月28日
■政策検討にあたっては、医療関係者、教育関係者と意見交換を実施。
4提案内容
知事最終報告平成23年4月28日
■医師確保対策政策提案報告書はこちらから→報告書(PDF1664KB)、概要版(PDF44KB)
【提案項目】
■「つながり」を重視した医師の育成
(1)医師の道を志す子どもを育てる
(2)島根大学医学生及び卒業生の県内(医局)への定着
■住民への地域医療の啓発
(1)地域医療を考える日(週間)の創設
(2)PRキャラクターグッズの作成
■現役医師への支援
(1)地域医療マネージャーの各病院への配置
(2)女性医師の復帰支援
(3)医師住宅の整備
■その他
(1)赤ひげバンクの充実
5提案の実施状況
若手職員からの政策提案を活用し、以下の事業を実施
・小中学校向けのDVDを作成し、ふるさと教育の教材として活用
・高校1年生を対象とした「学びの力向上チャレンジセミナー」実施
・中学2,3年生を対象とした「メディカル・アカデミー事業」を実施
・女性医師の復帰への支援として、勤務環境支援及び院内保育所施設整備を事業化
お問い合わせ先
政策企画監室
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 島根県 政策企画監室 電話:0852-22-6063 FAX:0852-22-6034 Eメール:seisaku-kikaku@pref.shimane.lg.jp