本県で特に関心の高い野生きのこを安定的に生産・収穫する
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マツタケの生える山にするための環境整備
マツタケ菌と競合する土壌雑菌を減少させる目的でマツ林の落葉掻き取りなどを実施した結果、29林分のうち9林分でマツタケの増産効果を認めました。そのうち1林分では、環境整備を実施してから10年後に発生量が4倍に増加しました。環境整備は適地を選定することが重要であり、最も大切な判定条件は「過去にマツタケが採れた場所」です。
徹底した落葉掻き取りによってマツタケが増産したマツ林
コウタケを探すための有用な情報
コウタケの発生が多かった林地は標高400m以上のコナラを主体とする落葉広葉樹林でした。また、斜面の上部〜中腹で、傾斜は30°以上の比較的乾燥した林地でした。
8月下旬に秋らしさを感じる年は収穫期が例年より早く、逆に9月中旬まで残暑が続く年は収穫期が遅れると考えられます。
採取したコウタケ
特有の強い香りがあり、マツタケと同様に人気の高い野生きのこ
お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp