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広葉樹育苗の手引き−島根県に適した広葉樹の育苗方法−

 戦後,島根県の造林事業は木材チップ向けのマツ造林から始まりました。その後、建築などの用材を目的とするスギ、そしてヒノキと一貫して針葉樹を主体として造林事業が進められ、現在では18万haを越える人工林となっています。

 こうして築き上げた県内の森林は、私たちに木材を供給するだけでなく、水源酒養や山地災害の防止などさまざまな公益的機能を有しています。

 また、島根県では平成17年度より「水と緑の森づくり税」を創設し、手入れの遅れた人工林を整備する「県民再生の森」事業がスタートしました。

 こうした中で樹苗生産者から、苗畑現場で使える広葉樹育苗の手引きへの要望があがってきました。そこで広葉樹の育苗について、島根県での試験研究成果に今までの文献情報を加えて樹種別にまとめました。

 

内容(全32ページ)

表紙画像

 

I施肥と苗木の管理

 1.苗床の準備と基肥

 2.追肥

 3.病虫害防除

 4.除草

 5.仮植

 6.掘り取り・出荷

 

II樹種別の採種・育苗法

 コナラ、クヌギ、ミズナラ、アラカシ、シラカシ、クリ、スダジイ、ケヤキ、ヤマザクラ、ウリハダカエデ

 

入手方法

当ホームページ内の発刊・監修図書のページからダウンロードできます。

 


お問い合わせ先

中山間地域研究センター

島根県中山間地域研究センター
〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207
TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758
Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp