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平成23年度研究フォーラムを開催しました

開催趣旨

 中山間地域では、少子・高齢化の進行や若者の流出により地域の運営は困難さを増し、集落が崩壊する危機に瀕しています。このような中、センターでは「安心」「安定」「安全」な生活を確保し、中山間地域の「定住」を県全体で支えなければならないと考えています。

 このフォーラムは、中山間地域が直面する課題を皆さんと情報共有し、センターが行っている課題解決へのアプローチとしての試験研究の成果を、広く県民の皆様にご紹介するとともに、ご意見をいただく場として開催しました。

開催概要

■東部会場

○日時:平成23年10月28日(金)13:00〜16:15

○場所:島根県職員会館多目的ホール・教養1(松江市内中原町52)

○内容:研究フォーラム(多目的ホール)、パネル展示等(教養1)

 

 ※同日開催イベント:研究成果発表会9:45〜12:00

研究成果発表会(リンク)

■西部会場

○日時:平成23年11月11日(金)13:00〜16:15

○場所:島根県浜田市合同庁舎大会議室(浜田市片庭町254)

○内容:研究フォーラム、パネル展示等

発表内容【要旨】

1.所長あいさつ

2.オープニング

 

○中山間地域の現状と可能性〜迫る「2015年危機」をどう乗り越えるか〜(資料:PDF908KB)

 

 地域研究スタッフ(研究企画監)藤

 

3.試験研究紹介

■テーマ1「くらし〜安心できる生活〜」

 ○暮らしを支える新たな地域運営の仕組みづくり〜地域の「つながり本部をつくる地域研究スタッフ(専門研究員)安

 ○生活交通を守る〜交通カルテの取り組み地域研究スタッフ(研究企画監)藤

 ○つながりが作る安心〜暮らしの意志が息づく定住の取り組み地域研究スタッフ(研究員)藤田容代

(資料:PDF2481KB)

■テーマ2「なりわい〜安定した生活〜」

 ○地域でお金を回す〜世帯でのお金の使われ方と方策の視点地域研究スタッフ(専門研究員)有田昭一郎

 ○牛が農地を守る〜放牧と飼料稲資源環境グループ(研究員)山

 ○輸入材から県産材へ〜スギ心持ち平角材利用の取り組み木材利用グループ(科長)中山茂生

(資料:PDF1122KB)

■テーマ3「かんきょう〜安全な生活〜

 ○コミュニティ防災の戦略的実践〜地域社会における支え合いの仕組みづくり地域研究スタッフ(専門研究員)勢川洋之

 ○みんなで防ごうサル被害〜集落ぐるみの誘因物除去と追い払い鳥獣対策グループ(主任研究員)澤田誠吾

 ○健康な森を目指して〜松くい虫・ナラ枯れ被害への挑戦森林保護育成グループ(主任研究員)晋平

(資料:PDF1704KB)

3.地域からの事例紹介

【東部会場(松江)】

 〇住民自治組織の取り組み-雲南市波多地区の地域づくり活動-(波多コミュニティ協議会)

 〇集落ぐるみの鳥獣被害対策-集落一体となったサルのへ害対策への取り組み-(川本町中倉集落)

(資料:PDF201KB)

【西部会場(浜田)】

 ○邑南町阿須那地区の地域運営と地域交通の取り組み(邑南町定住促進課)

 ○耕作放棄地解消への取り組み(大田市三久須放牧組合)

(資料:PDF587KB)


フォーラムの様子

 

写真1写真2

 

写真3写真4

 


お問い合わせ先

中山間地域研究センター

島根県中山間地域研究センター
〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207
TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758
Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp