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島根を数字で見てみよう
【20周年記念事業リレーイベント】
開催報告
当センターが平成10年4月の設立から20周年となることを記念して、「中山間地域を次世代に引き継ぐために」を共通テーマとし、これまでの研究成果などを
普及する講演会や研修会をリレー方式で開催しています。その一環として「島根を数字で見てみよう」を開催しました。
皆さんのお陰で有意義な会となりました。ありがとうございました。
今回のイベントをきっかけに今後に活かしていけたらと考えています。
開催概要
【オープンデータを活用した地域社会を見つめるワークショップ型授業】
身近な数値データを活用した地域分析の入門講座。特別ゲストの講話や楽しいグループワークを通じて、地域社会を探る力を育むことを目的としています。
主催
島根県中山間地域研究センター
開催日時
平成30年11月10日(土)13:00〜16:30[12:30開場]
開催場所
島根県中山間地域研究センター大会議室(島根県飯石郡飯南町上来島1207)
費用・定員
プログラム
- 開会あいさつ
中山間地域研究センター嶋田所長
- 前半
1.宇田川勝司先生による特別授業
テーマ「伝える」~誰が誰に何をどのように伝えればよいのか~
家庭で、職場で、学校で、地域社会で、現代社会の中で私たちは多くのコミュニケーションのもっとも基本である知識や情報を相手に「伝える」という行為に
ついて、宇田川先生の教育活動や著作活動を事例にお話いただきながら、参加者と一緒に探っていく特別授業です。
「伝え方」には、
言葉で・・・対話、講義、講話、アナウンスなど
文字で・・・手紙、新聞、書籍、看板など
媒体で・・・統計(図表)、写真、映像、地図、物など
体験で・・・実習、練習、実技など
と様々な方法があります。
宇田川先生の授業では、媒体と参加型体験学習「イメージマップ」を学びました。
統計についての授業では、
『日本の降水量は1688mm/年である』
これを換算すると1日あたり4.6mm、
単位で表すと1日あたり全国に降る雨の総量は約17.5億トン
比喩すると宍道湖約4杯分
比較すると国民一人当たり13.6トン
と換算したり、単位を変えたり、比喩したり、比較したりと様々な例え方を教えていただきました。
例え方でイメージがわきやすくなり、面白かったです。
統計を使った地図の色分けやグラフ、写真や文字を使った伝え方もクイズ形式で楽しく学べました。
参加型体験学習「イメージマップ」は、
島根県と聞いてイメージするものを書き出していきました。
授業の最後には、伝えられた知識・情報に対し、伝えられる側は『自ら思考し、判断を!』と自ら知り、その事柄に意欲を持ち、自分なりの考えを持つことと
宇田川先生からお言葉をいただきました。
- 後半
参加型でチームを組んで島根を探る
2.ワークショップ演習「島根を数字で見てみよう」
「オープンデータ」ってご存じですか?インターネット上に公開されており、一般の方々でも自由に入手できるデータです。
今回は、様々な統計データ提供サービスを活用し、島根県に関するデータを探り、数字から島根の不思議・発見をチームで探してみました。
「統計」と「オープンデータ」について檜谷研究員から簡単な説明があり、参加者も一緒にオープンデータや統計情報がどこにあるのか見たり調べたりしました。
1チーム3人で3班に分かれ、
- 島根の魅力って?UIターンから見てみよう
- 教育移住を検討する時に欲しい情報
- 給与でみる島根県
それぞれのチームで知りたい、調べたいものをオープンデータや統計情報を活用し、まとめてみました。
お問い合わせ先
0854ー76ー3828(情報ステーション渡部/中山間地域支援スタッフ檜谷)
お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp