木材需給の実態と県産材による供給可能部材の検討報告書
国産材の需要拡大は森林・林業・木材産業における重要な課題の一つです。本県では、県産材の利用拡大対策として平成16年3月に策定した「島根県木質資源活用維新計画」において、県産材を使用した地場の木造住宅の建築等を重要な事項として推進することとしています。維新計画における県産材の需要拡大対策を検討するときに、日本の総木材需要量の30%以上を占めている住宅部材の利用状況を把握することは重要なことです。工務店等の使用者側のニーズを把握し、これに適合した部材を供給し消費拡大を図ることは、素材生産業者側や森林所有者の利益となるばかりでなく、間伐等の森林の適正な整備にとっても非常に有益なこととなります。
こうした状況の中で、本調査は木造住宅における木材および県産材の利用状況を調査し、維新計画に基づく今後の具体的な取組の参考にするために実施したものです。
なお、木材需給に関するアンケート調査は、平成12年度に「木材流通調査」として供給者側である素材生産業者や製材所等を対象として実施していますが、今回の調査では住宅部材として木材を使用する側の設計・施工者である設計士および工務店を対象として行いました。
(「木材需給の実態と県産材による供給可能部材の検討報告書」はじめにより転記)
■発行年月平成16年12月
■内容(全20ページ)
Iはじめに
II調査方法
III結果および考察
IV謝辞
附属資料
■入手方法
本報告書については、若干の余部がございますので、ご入り用の節はお問い合わせください。
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