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竹は林産物
令和元年11月6日(水)晴れ
米や野菜など農業によって作られる生産物を「農産物」と言いますね。
これに対して森林原野に由来する生産物を「林産物」と言い、その代表格は木材です。
「林産物」のうち一般の木材以外の物を総称して「特用林産物」と言います。
「特用林産物」には、きのこ類・樹実類・山菜類等の食用品、うるし・和紙繊維などの伝統工芸品原料、木炭・薪などの
燃料、桐材などの特殊用材など、様々なものがあります。
竹は木ではありませんが、竹材やたけのこも「特用林産物」であり、「林産物」です。
このため、きのこ・特用林産科では竹に関する相談をしばしば受けます。
先日も公民館主催のふるさと講座として講師依頼があり、竹の利用について話をさせていただきました。
竹を積極的に使うことが、竹林の適正な管理につながります。
座学終了後はNPO法人樹冠ネットワークの皆さんの指導で、竹筒ご飯や竹棒に材料を巻き付けて焼き上げる竹輪(ちくわ)
作りを楽しんだり、竹ぼうきや竹玩具づくりに取り組みました。
プラスチック製品などに用途を奪われてしまった竹材ですが、滑らかで堅く光沢のある表皮、リズミカルに現れる節
といった素材としての特徴があります。
そんな竹の特徴を活かした使い方を紹介します。
1つ目は、松江市の家具メーカーが独自の竹平板加工技術により製作された竹皿です。
(株)ウッドスタイル製の竹皿
2つ目は、最近、竹関係イベントなどでよく見られる竹灯り(あかり)です。
全国竹の大会熊本県大会の会場に展示された竹灯り
どちらも竹の持つ素材としての美しさが存分に発揮されています。
***きのこ・特用林産科***
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お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp