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在るようで、無いきのこ

平成30年11月14日(水)晴れ

 

 

肌寒く感じる日が多くなり、野生きのこはすっかり少なくなりました。

そんな中、邑南町在住の男性から、きのこ鑑定の依頼がありました。

 

持ち込まれたきのこは、メロンパンの様に丸くて、触ると柔らかいです。

 

(写真1)

 

 

皆さんはご存知でしょうか?

実は、丸いきのこは沢山あるのです。

 

(写真2)ショウロ(写真3)ホコリタケ

 ショウロ(食)ホコリタケ(食)

 

 

 

依頼されたきのこを鑑定するため、発生場所へ行ってみました。

 

(写真4)

 

「えっ!樹木の幹に張り付いているのか・・・?」

 

これは珍しいです。

自分が知っている丸いきのこは、すべて地面から生えるタイプなので。

 

鑑定結果は「思い当たる名前がありません」としました。

 

その後、国内の図鑑に1冊だけ、似たきのこを見つけました。

「タマノウタケ」と紹介されており、真相を調べているところです。

 

食べられるか分かりませんが、次は栽培にチャレンジします。

 

 

**きのこ・特用林産冨川、宮***

 

 

 

 

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