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きのこウォッチング(センター設立20周年記念事業)が開催されました

平成30928日(金)晴れ

 

ようやく秋らしい気候となり、これからの時期は野山での自然散策をお勧めします。

 

924日(月)には三瓶山で、きのこウォッチングが開催されました。

これは、島根県立三瓶自然館サヒメルが企画された学習会で、当センターと日本菌学会が協力した共同イベントです。

当センター設立20周年記念事業「リレーイベント」の一つでもあります。

 

写真1

きのこウォッチング出発前の参加者。背景の山は男三瓶。

 

 

一般参加者とスタッフの計53名が3班に分かれて、北の原エリアにある姫逃池周辺の林地と草原を散策し、講師の説明を受けながらきのこを観察しました。

スタッフの一部は日本菌学会の会員で、きのこに関して相当詳しく、各班1名の講師も菌学会員が勤めました。

 

写真2

班ごとの観察風景。小さなお子さんがきのこや自然に興味を持ってくれることに期待。

 

 

1時間程の散策で、3つの班が延べ77種を観察しました。

同じきのこを重複せずに数えると、この日は65種のきのこが見つかったことになります。

講師からは、きのこの名前、見分けるための特徴、各きのこの生活スタイル、環境へ果たす役割などを解説していただきました。

 

写真3

変わった形のヤマブシタケ

 

写真4

赤っぽくて良く目立つアメリカウラベニイロガワリ

 

 

一部のきのこは採取して持ち帰り、3つの班が一緒に講師からの説明を受けました。

きのこは植物と密接な関係を持つことを教わりました。

 

写真5

講師の解説に、参加者は興味津々です。

 

 

きのこは樹木の成長を助け、健全な森林形成に欠かせない存在であることを学びました。

また、枯れた樹木や動物の死骸などを分解して土壌へ養分を供給しており、自然環境を維持するために重要な役割を果たしていることを学びました。

 

 

***きのこ・特用林産冨川、宮崎***

 

 

 

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