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梅は咲いたか桜はまだかい2014/4/10(木)

晴れのアイコン画像

 

 

各地のサクラ開花報道は一わたりの賑わいが終わったようですが、天上界に近い当センターではようやっと開花が始まったところです。

 

写真のサクラ(染井吉野:ソメイヨシノと思われます)は構内でも早くに開花する木です。

周囲が施設壁面に囲まれ、冷風等が当たらないのが理由でしょうか。

すでに盛りを過ぎ、はらはらと花弁が舞い落ち始めています。

 

 (写真)桜

 

 

花が咲けば集まるのは人だけに限りません。数々の昆虫たちが蜜や花粉を求めてやってきます。

木の元に立つとブーンと機械が作動しているような音が聞こえます。

見上げると、咲く花々をちょこちょこと飛んでいる虫がいます。

近づいてみるとミツバチ(トウヨウミツバチ:東洋蜜蜂)。せっせと蜜・花粉を集めています。

 

 (写真)花粉を集めるミツバチ

 蜜を集めるニホンミツバチ

 

 

虫に受粉をお願いする「虫媒花」が植物には多くあります。虫たちの働きが無ければ実を結ぶことはでず、子孫を残すことが

できなくなります。そうなれば、植物の実を食物としている多くの動物も生きて行けなくなります。

 

虫たちの活躍が末永く続くことを願ってやみません。

 

 

この頃の光のどけき春の日に

静心なく蜂の舞うらん

 

 (写真)ニホンミツバチ

 捕獲個体。セイヨウミツバチに比較してやや小型。黒っぽく、翅の脈の形が異なる。

 集めた花蜜で腹部が肥大。後脚には集めた花粉を装着。

 

 

***森林保護育成科福井***

 

 

 

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