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土砂受け箱2012/12/27(木)
天気
写真の箱は「土砂受け箱」と言います。
何をするものかというと、森林内に設置して流れてくる土砂量を調べるための道具です。
近年松くい虫被害が深刻化していますが、森林内で多くのマツが枯れることによって地表に
直接雨が当たり土砂の流出する危険が高まります。そこで、どのくらい土砂が流れているか
を調べるため、現在松くい虫被害を受けた森林内にこの土砂受け箱を設置して調べています。
この土砂受け箱はいろいろなところで使われているようで、結構ポピュラーなものだそうです。
なので簡単かと思い設置をしましたがなかなかうまくいきませんね。箱を固定する杭が現地で
打ち込めなかったり、打ち込んでみたものの箱の固定がうまくできなかったりと大変でした。
設置現場は傾斜が40度近くある急勾配の地形で足場も悪かったのですが、写真のように水平器を
使いながらなんとか20個設置できました。
さて、設置した箱は今後風雨に耐えしっかり試料採取をしてくれるでしょうか。
シカさん、イノシシさん。どうか設置した箱を蹴飛ばさないようにお願いします。
***森林保護育成グループ林***
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島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp