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最近の様子2011/7/13(水)
天気
今日もいい天気!風があるのが嬉しいです。
晴れるとホントに空の青と白い雲、草木の緑がとてもキレイです。
久しぶりに事務室から抜け出し、ハウスほか構内を歩いてみました。
ハウスの中のパプリカは、グングン成長し、色づきはじめていました。改めて、結構な間、ハウスに訪れていなかったんだなぁと思いました。
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どういった研究をしているのかなぁ?と思い、資源環境グループの鳥谷主任研究員にわかりやすく教えていただきました。
「夏のビニールハウス内の温度は40℃前後にもなります。人が暑いのと同じように、パプリカも暑いと日焼けしたり、様々な障害が出て品質が悪くなります。
そこで、夏の暑さに強い品種を導入したり、資材を使ってハウス内の温度上昇を抑制したりして、夏の暑さに負けないパプリカ栽培を目指して研究に取り組んでいます。」
パプリカも人と同じで暑いと日焼けしたりするんですね!そういったことをわかっている多くの方が愛情を持って野菜づくりをしているんだなぁと思いました。
久しぶりに歩いたので、他にも発見しました。
“しじみ?”かと思いましたが、こんなとこにあるわけもないし、何かな?と思ったら、昨年教えていただいたアブラギリでした。
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ポットにアブラギリの種を植えている途中とのことでしたが、まるでショーケースに並んでいるカップケーキみたいで何だか可愛らしいです。
こちらの研究については、資源環境グループの冨川専門研究員に教えていただきました。
「アブラギリの樹は種を絞ると油が採れます。ずいぶん以前には灯り用の燃料にされてました。島根県は全国第3位の生産量だったようです。
シカなどの獣による被害が無いことから県内に多くの樹が残って居ます。獣害が無いことは耕作放棄地等での栽培に適していると考え、植栽用の
苗を育成しています。」
なるほど〜と関心してしまいました。他にもアカメガシワの研究もしておられます。ハウスの中には、沢山のアカメガシワがありました。
アサガオみたいに、双葉なんですね!
ちいちゃな芽がたくさん並んでいる姿を見ると“なんだか私もガンバロ〜!!!って思います。
なんとも単純です(笑)
そして、センターの裏にある小さな山といいますか、そこの斜面に何やら設置されていました。
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こちらについては、森林保護育成グループの林主任研究員に教えてもらいました。
「現在、松くい虫被害地などで、降雨による土砂流出量を計測する試験を計画していますが、初めて取り組むので仕掛けがうまくいくかを実験中です。」
歩かない間にいろいろなことが進んでいるので、びっくりしました。
これからまだまだ暑くなるでしょうが、なるべく外に出て、いろいろな情報を仕入れて、みなさんにお伝えしたいと思います。
◇◆◇情報コーディネーターわたなべ◇◆◇
お問い合わせ先
中山間地域研究センター
島根県中山間地域研究センター 〒690-3405 島根県飯石郡飯南町上来島1207 TEL:0854-76-2025 FAX:0854-76-3758 Mail:chusankan@pref.shimane.lg.jp