4月27日「新緑の指谷山ブナ林縦走」を開催しました
令和6年5月9日(木)
5月に入り、県民の森では大万木山のサンカヨウについてのお問い合わせが増えました。今年は連休中に見頃を迎えたようです。
ふれあい講座では5月11日に大万木山の登山を計画しておりますが、花が少しでも見られると良いですね。
さて、4月27日(土)に第2回目の県民の森ふれあい講座「新緑の指谷山ブナ林縦走」を開催しました。
県内外から18名のご参加がありました。
イワカガミの花を楽しみながら県境沿いを歩くコース
今回歩いたコースは、広島県庄原市高野町と島根県飯南町との県境沿いを歩き、指谷奥(標高1,047m)、指谷山(標高967m)を通過します。
はじめてこのコースを歩く参加者が半数以上いらっしゃいました。
バスで林道小田支線へ移動して出発
林道を15分程歩くと、木製はしごが設置されています。
はしごに続いて急坂(下るのも怖い)を登りきると、5分で指谷山縦走路へ合流します。
ここからは、県境沿いに尾根歩きが続きます。広島県側は国有林、島根県側は県有林です。
アップダウンの多い指谷山縦走路
イワカガミがあちらこちらで咲いていました。
新緑と花を楽しみながらも、予想以上の虫の多さ
大きなブナも多い縦走路
フデリンドウ
新緑や春の山野草を楽しみながらも、予想以上に虫が多く、どこまでも羽虫にたかられながら歩きました。
虫除けスプレーや蚊取線香、虫除けネットなど、スタッフも各々で身につけ歩きましたが、虫除け対策は何がベストなのか悩ましいです。
「おにやんま」グッズを帽子につけて歩かれた参加者も。ブヨには効果はわからなかったそうですが、ハチやアブは寄ってこなくなったそうです。
指谷山で昼食
9時の出発から、26個(?)のアップダウンを越えて、12時に指谷山に到着しました。
前回の登山に続いて、今回のお昼ご飯もスタッフのお弁当のボリュームに沸きました。
今回は3段重のお弁当でした。
1段目:うな重
2段目:焼肉重
食べたいものに振り切った3段目
ふたを開けるたび「うわ~」と皆さまの歓声があがり、楽しいひとときでした。
主伐エリアを通り、最後は明治40年植栽のスギ・ヒノキ展示林へ
いつもは木地屋谷ルートでもりのす前へ下山しますが、今回は主伐エリアを通ってスギ・ヒノキの展示林へ下るルートを歩きました。
木地屋谷ルートの新緑も綺麗でおすすめです。
いつものコースから作業道を進み主伐エリアへ…いつも歩く木地屋谷ルートが眼下にみえました。
「伐って・使って・植えて・育てる」の循環型林業を行っています。
旧木地屋Bルート
最後は明治40年に植栽されたスギ・ヒノキの展示林内を通って、森のホテル「もりのす」前へ下山しました。
前回の琴引山縦走に比べると、アップダウンは多くてもひざへの負担は軽いコースだったようです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
県有林管理スタッフ
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