しまね農業・農村「がんばっている地域の活動」顕彰事業
表彰式の後、知事と表彰者全員で記念撮影
前列、向かって左から「営農組合サンライズうずか」の向山剛之さん、「農事組合法人須摩谷農場」の植田達夫さん、「有限会社金山グローカルファーム」の槇野尚美さんです。
前列、向かって右から「農事組合法人ほり」の長谷川庸雄さん、「三久須放牧組合」の山本房義さん、そして、島根県知事です。
平成18年度上期知事表彰者
農事組合法人ほり(奥出雲町下阿井):代表理事組合長長谷川庸雄
仁多米の土づくりはまかせろ!
参加戸数23戸H14農業生産法人設立
米の品質向上への取り組み、環境・農地保全活動、食農教育の積極的な推進
- ブランド「仁多米」を支える町内全域水田への堆肥散布作業による土づくり
- 耕畜連携による環境保全活動、農地保全活動、学校教育との連携活動
- 農地・水・農村環境保全向上対策の先行モデル地区としての指定
【知事表彰地域の紹介】
70年にわたる集落活動から生まれた作業受託型法人。土づくりを基本とする仁多米ブランドの品質向上に大きく貢献している
農事組合法人ほり全景地元小学校と連携した食農教育を実施
農事組合法人ほり代表理事組合長の長谷川さん(写真左側)
有限会社金山グローカルファーム(出雲市国富町):代表取締役槇野尚美
食とみどりの元気な会社
参加戸数23戸H13有限会社設立
産直拠点施設「北山ガルテン」との連携による産直など、地産地消の先駆的活動
- 近隣集落との協調による野菜の産直、農業体験など顔の見える交流活動
- ほ場整備を契機に一気に有限会社化を促進
- 手づくりのグランドゴルフ場などで非農家も含めた集落ぐるみの活動
【知事表彰地域の紹介】
有限会社金山グローカルファーム代表の槇野さん
平成10年に産直拠点施設「北山ガルテン」を整備し、野菜、米の直売のほか、農業体験など消費者との交流活動にも取り組んでいる
地区の公民館で消費者との交流活動にも取り組む
三久須放牧組合(大田市水上町):組合長山本房義
”耕作放棄地ゼロ!”地域でふれあう三久須型放牧
参加戸数22戸H16三久須放牧利用組合設立(H18放牧組合に名称変更)
農地保全と経営を目指した集落全体での和牛放牧への取り組み
- 無畜集落から5年間で放牧組合を立ち上げ、「集落全体の放牧」へ
- 集落の合意形成で放牧跡地での「いも作り」による農地の再利用
- 牛参加の花田植えなど、牛を通した「町づくり活動」
【知事表彰地域の紹介】
無畜集落であったが、農地保全を目的に牛を周辺農家から借受、レンタル放牧を実施。
開始当初は、集落の有志3名で小規模面積での取り組みだったが、5年間で集落全体の放牧へと広がった。
放牧9.5ha、放牧頭数10頭(うち集落所有2頭)
地域の人とふれあう三久須の和牛
「三久須は、石見銀山の裏銀山。この観光資源と牛による町おこしを実現したい」と自らの夢を熱く語られた山本さん。
三久須放牧組合の取り組みの詳細は、三久須のブログに掲載しています。
農事組合法人須摩谷農場(邑南町矢上):代表理事植田達夫
自然循環型農業を推進し、健康で長寿の郷づくり
参加戸数29戸H17農事組合法人設立
1集落1農事型法人による自然循環型農業と上手くかみ合った集落放牧の推進
- 周辺の里山を含めた和牛の周年放牧への取り組み
- 特産化を目指した柚子の生産・加工への取り組み
- 「生物活性水(BMW)」を利用し、家庭用生ゴミの堆肥化
【知事表彰地域の紹介】
須摩谷では、周年放牧
雪深い真冬でも牛は、野外で生活する
集落内放牧地の大移動
中山間地域等直接支払制度をきっかけに周辺の里山を含めて、放牧地として利用する牛の周年放牧を実施
当時を振り返る代表理事の植田さん
営農組合サンライズうづか(海士町宇受賀):組合長向山剛之
隠岐の先進的な集落営農組織を目指してがんばる!
参加戸数2戸H12営農組合設立(H19法人設立予定)
農外参入企業との循環型連携活動、Iターン研修生の受入による集落の活性化
- 隠岐管内唯一の協業経営体で遊休農地解消
- 農外参入企業との連携による循環型農業への取り組み
- Iターン新規就農希望者の研修受け入れ
集落のシンボル大社造りの神社をバックに撮影
中央が組合長の向山さん
「隠岐の米づくりは任せろ!」と力強く宣言
アイガモ農法も今後拡大予定
知事へ宇受賀で生産されたお米と海士町産の酒米(改良雄町)を使った海士の純米酒をアピールする向山さん
お問い合わせ先
農林水産総務課
島根県農林水産部農林水産総務課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL:0852-22-5393 FAX:0852-22-5967 E-mail:nourin-somu@pref.shimane.lg.jp