知事表彰・懇談の様子
写真左:表彰式の様子(遠藤正資さん)、写真右:表彰式の様子(宍道湖しじみPR推進チーム(リーダー:福間弘幸さん))
写真左:表彰式の様子(黒田富広さん)、写真右:表彰式の様子(石見銀山アスパラガス生産組合(組合長:岩崎勝男さん))
写真左:表彰式の様子(熊見地域アグリネット(代表:桐原幸助さん))、写真右:表彰式の様子(佐々木茂量さん)
写真左:表彰式の様子(井尻義教さん)、写真右:懇談会の様子
受賞者の活動概要
遠藤正資さん(チェーンソー指導員)(安来市広瀬町)
遠藤正資さんは、林業業界の多くの団体の役職を歴任すると共に、チェーンソー指導員として、伐木技術向上と林業労働災害防止を目指し、全県内の現場作業員や指導者を対象とした講習会を通じて人材育成と安全意識の醸成に大きく貢献されています。
【活動概要】
・新規就労者や指導者を対象とした講習により利用間伐や択伐作業などの伐倒技術レベルが向上。
・分かり易い丁寧な説明によって、安全な伐木造材技術が普及し、伐木作業による事故発生は軽減。
・中山間地域での環境整備に係る研修会を通じて、安全な技術指導に寄与。
写真左:遠藤正資さん、写真右:講習会で説明する様子
宍道湖しじみPR推進チーム(リーダー:福間弘幸さん)(松江市袖師町)
宍道湖漁業協同組合宍道湖しじみPR推進チームは、地道なPR活動を継続することで、過去の漁獲量激減に起因する販路の縮小、価格の低下が見られる宍道湖しじみの販売力向上に寄与され、その活動を通じて地域の活性化や観光振興にも大きく貢献されています。
【活動概要】
・宍道湖しじみを模したロゴマークを作成し、イベント等での販促活動で利用することで、知名度が向上。
・県内外の各種イベント等への参加により地域活性化・観光振興に寄与し、漁業者の意識向上にも貢献。
・冷凍シジミなどの加工品を企画製造したことにより、宿泊施設での利用が図られる等、販路を開拓。
写真左:福間弘幸さん(リーダー)、写真右:イベントでの様子
黒田富広さん(出雲市斐川町)
黒田富広さんは、平成10年に斐川町で初めての農業法人を立ち上げ、法人設立時から約3倍に経営規模を拡大するなど大規模土地利用型農業の法人化優良モデルです。ICT技術の積極的導入による省力化を図るなど、地域農業のリーダーとして貢献されています。
【活動の概要】
・土地利用型の家族経営による法人化の先駆的な役割を果たし、その後の斐川町内の法人設立に波及。
・斐川町の担い手への農地集積率は80%、耕地利用率120%となっており、(有)黒田農場はその中心的経営体。
写真左:黒田富広さん、写真右:防除ドローンとの様子
石見銀山アスパラガス生産組合(組合長:岩崎勝男さん)(大田市大田町)
石見銀山アスパラガス生産組合は、産地ビジョン「やるぜ!大田市の特産品農産物No1」を策定し、1億円産地を目指して産地規模の拡大に取り組んでいます。新たな省力化技術やクラウドを活用した栽培管理システムを導入するなど、所得向上に向けた先進的取組を実践されています。
【活動の概要】
・美味しまね団体認証取得やPRを強化し、大田市産アスパラガスのブランド化を推進。
・リースハウス事業により約1haのハウスを導入し、生産者の規模拡大や新規就業者を確保。
・水田園芸の先導的な取組事例として他地域への波及効果に期待。
写真左:岩崎勝男さん(組合長)、写真右:アスパラガス販売の様子
熊見地域アグリネット(代表:桐原幸助さん)(邑智郡美郷町)
熊見地域アグリネットは、美しい農村景観を後世に引き継ぐために農地や水路・農道等を共同活動により長年に亘って保全管理を実施されています。休耕田にヒマワリや菜の花を植える景観対策やイノシシ捕獲(ジビエ活用)による鳥獣対策などを通じ地域活性化の一躍を担われています。
【活動の概要】
・農地等法面の草刈り、畦畔の補修、水路の泥あげ等を集落共同で取り組み集落の維持や地域の一体感を醸成。
・休耕田に植栽したヒマワリや菜の花を搾油し、「沢谷の地あぶら『銀の香』」を商品化。
写真左:桐原幸助さん(代表)、写真右:休耕田に咲くヒマワリの様子
佐々木茂量さん(浜田市三隅町)
佐々木茂量さんは、地域林業のリーダーとして、三隅町林業研究グループ会長や森林組合理事等を歴任されています。抵抗性アカマツの植栽、間伐材の利用促進等に積極的に関わるなど地域再生に大きく貢献されています。
【活動の概要】
・地域の林業研究グループを創設し、地域住民や小中学生向けの教室を通じ、将来を担う担い手確保への取り組みを継続。
・抵抗性アカマツを積極的に植栽し実証圃をつくり、それを見本林として地域林家の松林の再生意欲の向上に寄与。
写真左:佐々木茂量さん、写真右:植樹活動の様子
井尻義教さん(隠岐郡知夫村)
井尻義教さんは、地域の先駆的な和牛繁殖経営体で、生産性の高い子牛の飼育管理を実践されています。また、地域のリーダー役として新規就農者への指導など、担い手育成に尽力されています。
【活動の概要】
・公共牧野を活用して増頭に取り組み50頭規模の和牛繁殖経営を実践。
・UIターンなどの新規就業者に対して飼育増頭に向けた適切なアドバイスを行うなど、担い手の確保・育成にも大きく寄与。
・知夫村の観光資源である公共牧野の野大根の群生地再生に積極的に取り組むなど観光と畜産の両立を目指す。
写真左:井尻義教さん、写真右:和牛繁殖経営体の方々と
お問い合わせ先
農林水産総務課
島根県農林水産部農林水産総務課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL:0852-22-5393 FAX:0852-22-5967 E-mail:nourin-somu@pref.shimane.lg.jp