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知事表彰・懇談の様子

表彰式の様子藤原副知事と懇談する岸川さん

写真左:表彰式の様子、写真右:懇談会の様子(藤原副知事(左)、岸川勉さん(右))

藤原副知事と懇談する奥さんと松原さん藤原副知事と懇談する三浦さん

写真左:懇談会の様子(奥秀男さん(左)、松原光男さん(右))、写真右:懇談会の様子(三浦寿紀さん)

藤原副知事と懇談する金坂さん藤原副知事と懇談する河野さんと藤田さん

写真左:懇談会の様子(金坂敏弘さん(中央))、写真右:懇談会の様子(河野克則さん(左)、藤田一志さん(右))

 

 

受賞者の活動概要

岸川勉さん(安来市下坂田町)

岸川さんは、I ターン就農し、安来市の有機農業のパイオニア的存在。新規就農者の育成や有機野菜の産地形成において大きな役割を果たされています。

【活動概要】

・平成14年にIターン就農。有機・エコ野菜生産グループの中心メンバーとして、有機野菜の産地形成や販路拡大に尽力。

・県指導農業士として研修受け入れから新規就農者支援を行い、この取組を核として、安来市における有機農業就農支援システムが確立。同市における新規就農者の育成・確保の原動力になるなど地域農業に大きく貢献。

岸川勉さん研修生を農業ハウスに案内する岸川さん

写真左:岸川勉さん、写真右:研修生をハウスに案内する様子

 

 

奥秀男さん(JAしまね出雲平田柿部会前部会長)(出雲市東福町)

 奥秀男さんは、県内最大の柿産地であるJAしまね出雲平田柿部会の部会長等を歴任され、「平田の柿産地活性化プラン」の策定など産地発展のために貢献されています。また、新規就農者の育成にも熱心であり、将来の柿産地の発展・維持に向けても尽力されております。

【活動概要】

・高齢化が深刻な地域の産地体制の再構築を図るため関係機関と連携しながら、10年後の販売額4億円を目標とする「平田の柿産地活性化プラン」を策定し、JA柿リース団地の整備やあんぽ柿増産のための冷蔵庫導入等により産地の発展に尽力。

・次世代の産地を担う後継者の育成にも熱心に取り組み、指導を受けた認定新規就農者は部会最大の6.3haの柿園を経営。

奥秀男さんかき栽培に取り組む奥秀男さん

写真左:奥秀男さん、写真右:柿栽培の様子

 

松原光男さん(松原木材産業有限会社代表取締役)(仁多郡奥出雲町)

 松原光男さんは、小規模かつ少量多品目の経営形態である郡内製材各社に働きかけ、奥出雲材利用促進協議会による地域材の供給体制を確立されました。また、多くの公共建築物を地域の製材品で竣工させるなど地域の製材事業体のリーダーとして活躍されています。

【活動の概要】

・「奥出雲材利用促進協議会」の設立に参画し、公共建築物の木造化推進と建築材の供給体制構築に尽力。

・自社工場は JAS 認定(構造用製材)の取得や木材乾燥機の導入による高品質な製材品の生産・供給に取り組むなど製材事業体のトップランナー。

た、地元公園に木製オブジェを平成 15 年から毎年寄贈し、地域の子供たちへの木育に貢献。

 

松原光男さん地域材で竣工した町立八川小学校

写真左:松原光男さん、写真右:地域材で竣工した町立八川小学校の様子

 

いわみ中央産直振興協議会(浜田市黒川町)※写真は、三浦寿紀前会長さん

 いわみ中央産直振興協議会は、産直市に農作物を出荷する広域組織のみならず、各産直店舗の品質向上対策や学校給食への地元産農産物の供給など、地域農業の活性化と地域に根付いた地産地消の取り組みを推進されました。

【活動の概要】

消費者目線を第一に農産物を産直店舗に出荷する広域組織として平成 14 年度に設立し、平成 26 年度から販売額 3 億円を突破

学校給食への地元農産物の提供や食育活動、生産者との交流会や、地元社会福祉協議会のフードバンク事業への農産物の提供といった社会貢献活動など幅広い活動を推進。

 

三浦寿紀さん消費者交流会の様子

写真左:三浦寿紀さん(元会長)、写真右:消費者交流会の様子

 

島根県機船底曳網漁業連合会会長金坂敏弘さん(浜田市原井町)

 島根県機船底曳網漁業連合会は、沖合底びき網漁業の構造改革に取り組み、平成28年度漁期には平成以降で過去最高の水揚金額を記録しました。今後、さらなる構造改革の推進による当該漁業の収益性の改善、関連産業などの地域経済への好循環に期待されます。

【活動の概要】

・地域経済を支える沖合底びき網漁業について、経営状況が悪化していた収益性を回復させ10年後の代船建造を可能とすることを目標とする構造改革(大規模修繕による省コスト化、漁獲物高鮮度化による魚価向上等)に平成24年度から順次開始。

・平成28年度漁期には平成以降で過去最高の1船団あたりの水揚金額を記録するなど、その目標達成や地域経済への好循環に期待。

 

金坂敏弘さん浜田市役所での「沖獲れ一番」出荷報告会の様子

写真左:金坂敏弘さん、写真右:「沖獲れ一番」出荷報告会の様子

 

河野克則さん(鹿足郡吉賀町)

 河野克則さんは、地元第3セクターの代表取締役として、また地域プロジェクトのメンバーとして椎茸栽培を中心とした地域産業の活性化に長年にわたり大きく貢献されています。

【活動の概要】

・平成27年に(株)エポックかきのきむら代表取締役に就任し、椎茸栽培を中心に生産量の拡大、若手生産者の育成確保に尽力。

・地域プロジェクトメンバーとしても自ら菌床椎茸栽培に取り組み、また生産組合の事務局として栽培技術や集出荷方法の技術習得・普及、UIターン新規就農希望者の現地見学会講師や安定生産に向けた指導・助言を行うなど地域産業の活性化に大きく貢献。

 

河野克則さん菌床椎茸を手にする河野さん

写真左:河野克則さん、写真右:菌床椎茸栽培の様子

 

藤田一志さん(隠岐郡隠岐の島町)

 藤田一志さんは、個人で始めた水仙を植栽する取組みが地域の活動に発展し、世代を超えた地域の一体感を醸成するなど地域の活性化に大きく貢献されました。

【活動の概要】

・水仙植栽の活動を通して、世代を超えた農業者や地域住民の先導的存在となり、地域コミュニティの形成に寄与。

・植栽活動の広がりが農地や農業用施設の維持・保全や農村景観を良好な状態で後世に引き継がれることに期待。

・植栽活動が他地域にも広がり、その景観が隠岐の地域資源として地域振興につながることに期待。

 

藤田一志さん綺麗な水仙を楽しむ園児たちの様子

写真左:藤田一志さん、写真右:綺麗な水仙を楽しむ園児の様子


お問い合わせ先

農林水産総務課

島根県農林水産部農林水産総務課

 〒690-8501 
   島根県松江市殿町1番地
TEL:0852-22-5393 FAX:0852-22-5967
E-mail:nourin-somu@pref.shimane.lg.jp