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知事表彰・懇談・ランチミーティングの様子

宮廻さん 須山さん

写真左:宮廻さん、右:須山さん

和田さん 福間さん

 写真左:和田さん、右:福間さん

河村さん 西川さん

 写真左:河村さん、右:西川さん

加納さん

 写真:加納さん

歓談の様子 ランチミーティングの様子

 写真左:歓談の様子、右:ランチミーティングの様子

受賞者の活動概要紹介

宮廻健一さん(松江市)

 

 宮廻さんは、講武中央営農組合農機部会と講武味噌加工グループを母体として発足した農事組合法人みのりの里講武の設立に尽力されました。

 また、当法人の設立当初からの組合長として、農産部門(水稲・大豆・農作業受託)の規模拡大やみそ加工を中心とした6次産業化の推進などにリーダーシップを発揮してきました。

 さらに平成16年に菓子部門を、今年度から施設園芸部門を立ち上げるなど新たな取組を続け、法人の事業多角化、経営安定化を実現されています。

 法人の運営を通じ、農地保全、6次産業化、後継者育成、食育等、地域の活性化のリーダーとして牽引してきた業績は大きく、宮廻さんのリーダーシップは、他の組織や地域の模範になっています。

 

【法人の概要】

  • 構成員71人(うち農産加工従事者15人)
  • 経営概況(H24年度)水稲14.5ha、大豆5.5ha飼料用米3.8ha、WCS稲2.9ha、作業受託20ha、加工(みそ、惣菜、菓子)
  • 法人の事業コンセプト

 (1)農地の保全

 (2)米や大豆、加工品など、農産物の地産地消

 (3)加工事業の拡大や新規作物の導入など経営多角化

 (4)組合員の共同の利益増進だけでなく、講武地区の発展を図る。

  • こうしたコンセプトのもと、宮廻さんは、法人運営を通じ、地域活性化に向けた取組にリーダーシップを発揮しています。

 

【加工品を中心とした地産地消活動】

 同法人は、生産した大豆、もち米を原料にみそ、にんにくみそ、みそだれ、クッキーやせんべい等の菓子類、もち等10品目以上の多様な商品を開発しています。宮廻さんは、これらの地域の特産物を活用した商品の多様化にも尽力しています。

 また、これらの商品は、JAの各産直施設や町内の温泉施設等17か所で販売しています。これらは好評を得ており、みそは、「多久の里みそ」として町内の給食センター、老人福祉施設にも供給しています。

 

【加工事業の拡大や新規作物の導入による経営の多角化】

 加工施設の整備に併せ菓子部門では6名を新たに臨時雇用し、クッキー、せんべい、パウンドケーキ等の新商品を開発・販売し、地元製造の菓子として喜ばれています。

 また、今年度からは、水稲の育苗ハウスを利用しミニトマトのトロ箱栽培を開始し、7月下旬から産直市等で販売しています。宮廻さんは、こうした新規事業の実現にリーダーシップを発揮しています。

 

【後継者の確保と地域貢献活動】

 高齢化と担い手不足という法人の大きな課題を解決するため、今年4月県立農業大学校卒業生1名を雇用し、法人の将来を託す人材として育成しています。

 特に新たに開始したミニトマト栽培では、新規雇用者と二人三脚で取組みながら、地域活性化の心構えや農業技術等を伝えています。また、小学生の米づくり体験学習の受け入れや、年数回、市内のイベントに出店するように配慮し、もちつきの実演販売で盛り上げるなど地域のにぎわいや活性化にも貢献しています。

 

宮廻さん みのりの里講武でのこうじの仕込み作業

 写真左:宮廻さん、右:(農)みのりの里講武でのこうじの仕込み作業

 

みのりの里講武の加工部会員 みのりの里講武の商品

 写真左:(農)みのりの里講武の加工部会員、右:(農)みのりの里講武の商品(みそ、みそだれ、にんにくみそ)

 

須山木材株式会代表取締須山政樹さん(出雲市)

 

 須山木材(株)は、今年で創業から135周年を迎える県内でも有数の製材工場で、島根県産材製品のブランド化にも取り組んでおり、プレカット加工施設を活かし、県内はもとより京阪神にも製品を提供しています。

 今年からは、県外の施主に島根県に来てもらい、実際に島根の山で育っている木を見て、それを施主宅の建築材として加工、提供する試みを開始しています。

 同社は、こうした地域木材の品質向上、ブランド化等の先導的な役割を果たしており、今後、県産木材製品の供給元として出雲地域はもとより県内のリーダーとして製材加工業を牽引してもらうことが期待されています。

 

【プレカット加工を中心とした生産体制】

 須山木材(株)は、県内で唯一の1社単独のプレカット加工施設を有する会社で、現在主流となったプレカット加工は、自社分はもとより県内外からの加工委託を受けています。

 平成22年度には、国産材を中心に加工するラインを設置するために施設整備を行い、現在2ラインでのプレカット加工を行っています。平成23年度の2ラインの加工量は6,000m3となっています。

 また、人工乾燥材にも早くから力を入れており、平成4年度に10m3の人工乾燥機、平成21年度に30m3の人工乾燥機を導入し、昨年度の人工乾燥材の生産量は700m3となっています。

 

【高品質な製品製造】

 高品質な製品を提供するために平成15年に製材JAS、平成23年に乾燥材JASの認定工場の資格を取得し製品を提供しています。

 

【県産材製品のブランド化】

 県産材製品のブランド化にも力を入れており「出雲杉」として積極的に県産材製品の増産加工を行い、県産材製品の自社パンフレットを作成して販売を展開しています。

 京阪神市場においても大阪支店を中心に島根県産製品の積極的な販売戦略を展開しています。

 

【循環型林業に向けて】

 地元森林資源を自社製品として活用するために、森林組合に作業委託し、平成20年から自社有林の利用間伐に取り組み、資源調達、製品加工、販売の一環生産に取り組んでいます。

 

須山代表取締役 人工乾燥機

 写真左:須山代表取締役、右:人工乾燥機

 

プレカット加工施設

写真:プレカット加工施設

 

飯南町エコロジー米生産推進協議和田幹雄さん(飯石郡飯南町)

 

 飯南町エコロジー米生産推進協議会は、飯南町のうるち米のエコロジー米比率を80%にまで高めることを目標としています。

 この目標の達成を目指し、「飯南町エコロジー米生産者大会」の開催などによる取組の拡大や生産マニュアルの改善、巡回指導、講習会の開催等による生産者の技術の定着・向上を進めています。

 また、飯南町うまい米コンテストの開催や米袋、チラシ等によるPRも行いながらエコロジー米の販路拡大に努めています。

 同協議会は、こうした取組を通じて、地域農業を牽引するとともに特色ある米づくりを進めるモデル的な団体として「島根の米をリードする雲南の米づくりプロジェクト」を推進しています。また、こうした取組は、雲南圏域内外への波及も期待されています。

 

【組織の設立】

 飯南町では、平成19年8月29日「飯南町売れる米づくり研究会」を立ち上げて、町全体として安全・安心でおいしいコメづくりを目指す取り組み方策について検討を重ねました。

 約一年半におよぶ6回の研究会を踏まえた"最終報告書"を受けて、平成21年3月18日に「飯南町エコロジー米生産推進協議会」を発足させて、エコロジー米の推進に向けて生産から販売まで、生産者・JA・町・県(農業普及部)が連携し、一体となって取り組むこととなりました。

 

【生産者の拡大】

 飯南町エコロジー米生産者大会では、町内での取組報告や専門家による消費者が求める米づくりについての講演会を開催し、生産者の拡大に向けた普及啓発を行っています。

 

【生産者の技術の定着・向上】

 エコロジー米栽培暦の検討・作成や土壌分析による土づくりの推進、食味検査の実施、集合研修、圃場巡回、畦畔講習会など栽培指導会の開催を行いながら、栽培技術の定着・向上を図っています。

 

【販路の拡大】

 飯南町うまい米コンテストの開催や米袋やチラシを使ったPRにより販路拡大に努めています。また、町と連携しエコロジー米をPRする箸袋をデザインし、町内の飲食店や米の販売先等で使用してもらう予定になっています。

 

【生産面積の推移】

 これらの取組が進められたことで、平成24年産米の見込みで36%にまで面積が増加しています。

 (単位:ha)

年度

H18

H19

H20

H21

H22

H23

飯南町エコロジー米生産推進協議会の生産面積の推移

うるち米

535.4

569.1

555.5

549.7

548.5

542.9

うちエコ米

86.8

90.6

133.5

140.3

146.6

172.5

エコ米比率

16.2%

15.9%

24.0%

25.5%

26.7%

31.8%

 

【各種宣言】

 平成21年3月18日に「飯南町産米ブランド化宣言」をしています。また、平成24年5月28日には、県の「環境を守る農業宣言」も行っています。

 

和田会長 飯南町うまい米コンテスト

 写真左:和田会長、右:飯南町うまい米コンテスト

 

飯南町エコ米生産者大会 飯南米コシヒカリ

 写真左:飯南町エコ米生産者大会、右:飯南米コシヒカリ(特別栽培米)

 

アグリスマイ福間聖治さん(大田市)

 

 大田市の酪農、水稲+園芸、水稲専業を行っている若い農家が、平成21年に、任意組織「アグリスマイル」を立ち上げ、わら収集を行い、大田市内やJA雲南に販売供給するとともに、酪農家の堆肥を散布して、耕畜連携を実践しています。

 「アグリスマイル」は県内でも珍しいわら収集のコントラクターで、県プラン「和牛繁殖産地の再生プロジェクト」の取り組み「地域内自給飼料生産・供給体制の構築」を進めるモデル的な団体として、地域内外への今後の波及が期待されています。

 また、地域プロジェクト「石見銀山和牛ブランド生産流通プロジェクト」では、地域循環型農業を推進する上での要となる団体になっており、具体的には、収集したわらの半量を地域の肥育農家に供給し、粗飼料の地域自給率を高めています。

 

【組織の設立】

 飼料高騰や管内畜産農家のわら供給要望を受けて、大田市の酪農家:福間聖治(代表)、水稲専業農家:古志泰博(副代表)、水稲+イチゴ栽培農家:生越大地(事務局)の3名により、稲わら収集を行う任意組織「アグリスマイル」が平成21年に立ち上げられました。

 

【ロールベーラーの導入】

 設立当初は、組織外からロールべーラーを借りて収集していましたが、機械を収集適期に借りることができず、収集量・品質とも満足のいく結果になりませんでした。

 そこで、アグリスマイルは、平成21年度末に「農林水産振興がんばる地域応援総合事業」を活用してロールべーラーを導入しました。

 

【収集実績】

 ロールベーラーを導入した結果、久手町の水田で21年は18ha約420個だった収集実績が、22年には約50ha1,000ロール(1ロール約110kg)まで拡大しました。収集されたわらは、市内の肥育農家へ半分、残りをJA雲南へ販売されています。

 

【今後の予定】

 今後、わら収集においては、反収を上げて、総量を増やすとともに、「銀山和牛肉」のわらはすべて地域でまかなえるように検討しています。

 また、現在は収集した水田の一部に堆肥を散布していますが、今後、堆肥のストックヤードを整備して、わら収集したすべての水田に、堆肥散布が行えるような作業体系を構築し、地域循環型農業のさらなる推進を図っていく予定にしています。

 

福間代表 ロールベーラー

写真左:福間代表、右:ロールベーラー

 

収集されたロール

 写真:収集されたロール

 

山興緑化有限会代表取締河村健司さん(邑智郡美郷町)

 

 山興緑化(有)は、森林伐採現場や製材工場、チップ工場から出る未利用木質資源を堆肥化し、循環型社会の構築に寄与する事業を展開しています。この取組は美郷町の「バイオマスタウン構想」において重要な役割を担っています。

 また、製紙用チップの生産を行うほか、島根県素材流通協同組合に加入し、合板用材や中国電力への混焼用チップの供給に取り組むなど、地域資源を有効活用する先導的な役割を担っています。

 今後は、高性能林業機械の導入や伐採技術者の育成を図りながら、木材生産団地からの針葉樹原木生産を積極的に行うことを計画しており、大田圏域で進めている「集約化木材生産実践プロジェクト」における木材生産の牽引者として、期待が高まっています。

 さらに、地域資源を有効に活用し、持続的に行われているこれらの事業は、地域の木材製造業の発展や雇用の確保に貢献しているだけでなく、環境面でも評価され、平成20年には「しまね地球温暖化防止活動大賞優秀賞」を受賞しています。

 

【素材生産】

 伐採作業班(社員3名)を中心に、自社所有森林の伐採や公共事業の伐開を行うとともに、圏域の素材生産業者と連携して、年間4,500t(絶乾)のチップ生産と1,500m3の合板用材の生産を行っています。

 

【林地残材を活用したバイオマス燃料の製造】

 素材生産現場に残された枝葉などをチップ化し、中国電力三隅火力発電所に混焼燃料用チップの安定供給を行っています。

 

【木屑を活用した堆肥製造】

 公共事業の伐開に伴い発生した枝葉や根株、地域の製材工場等から出される木皮や破砕物などの未利用資源を集積し、美郷町内や大田市の畜産農家から提供される家畜糞尿を混ぜ合わせ、年間16,000tの堆肥を製造しています。

 

【森林組合と連携した素材生産】

 平成24年度にはハーベスタを導入するなど、今後は効率的な素材生産に力を入れていく計画にしています。このため森林組合の持つ森林資源情報を活用して、積極的な素材生産を行い、圏域内の木材増産に努めています。また、林地残材の利用により、これらを林外に搬出するため、伐採跡地の再生コスト低減が図られ、「伐って、使って、植えて、育てる」循環型林業の実現に大きな役割を果たすことにもなります。

 

河村代表取締役 伐採作業

写真左:河村代表取締役、右:伐採作業

 

収集・運搬 破砕作業

写真:収集・運搬破砕作業

 

堆肥製造

 写真:堆肥製造

 

西川友史さん(益田市)

 

 西川さんは、地域の中心的な担い手農家として、地域の主要な産地形成品目である施設野菜(メロン、トマト、ほうれんそう、畑わさび)をはじめ、水稲を含めた農業経営を展開しており、中山間地域農業の生き残りをかけたモデルとなる経営体です。

 また、島根県指導農業士益田農業士会会長、農業委員会会長職務代理、施設野菜振興会会長など要職を務め、産地・地域農業のリーダーとしての役割も担っています。

 新規就農者の育成や耕作放棄地の発生防止にも努められ、地域農業の維持を図り、地域農業の振興、産地力強化を図る上で先導的な役割を果たしているリーダーです。

 

【匹見町の中心的な担い手農家】

土地利用型作物の水稲に加え、施設野菜(メロン30a、トマト10a、ほうれんそう115a、畑わさび10a)など地域の主要な品目を栽培し、雇用を取り入れた匹見町で有数の大規模な農業経営を展開しています。

 また、匹見町の特産作物にも着目し、地域の伝統野菜を守るべく「水わさび」栽培など新たな品目にも挑戦しています。また、高齢化等により耕作できなくなった近隣農家の水田を利用権設定し、耕作放棄地が出ないよう最大限の努力により地域農業の維持に努めています。

 

【施設野菜振興会会長等リーダーシップ発揮】

 益田地域の施設野菜農家で組織する「西いわみ施設野菜振興会」の会長を平成20年から23年まで2期4年務め、管内のメロン、トマト等施設野菜の振興に大きく尽力されています。島根県指導農業士を平成12年から務め、現在、農業委員会会長職務代理を務め、担当地域のみならず、益田市全体の農業振興に貢献しています。

  • 施設野菜振興会会長(平成20年ー23年)
  • 島根県指導農業士(平成12年ー)
  • 益田農業士会会長(平成17年ー18年)
  • 匹見町農業委員(平成9年ー)
  • 同会長(平成12年ー16年)
  • 益田市農業委員(平成16年ー)
  • 同会長職務代理(平成23年ー)
  • 認定農業者(平成12年ー)

 

【新規就農の研修、体験の受け入れと雇用の確保】

県内外の新規就農を志す者の研修受け入れに積極的で、これまでに中短期あわせて3名の受入を行っています。そのうち1名が就農(わさび栽培)、2名は研修を終え現在別の農家での研修中で匹見町における貴重な受け入れ先になっています。

 Iターン希望者の相談を多く受け、自ら受入れない場合は、他の農家に受入を交渉し、調整も行っています。さらに、栽培技術の習得のみならず「就農に当たっての心構え」などの教示や就農地の斡旋、就農後の相談など研修生の資質向上と就農・定着に尽力されています。

 なお、自らの経営では、正規2名、臨時4名を雇用し、地域の就労の受け皿にもなっています。

 

【食育の推進】

匹見小学校の農業体験(メロン栽培)を自ら提案・実行し、15年以上にわたって体験の受け入れを行っており学校教育、地域住民からも厚い信頼を得ています。

 

西川さん 研修生への指導

写真左:西川さん、右:研修生への指導

 

匹見小学校の農業体験学習

写真:匹見小学校の農業体験学習

 

有限会社富喜丸水代表取締加納冨士夫さん(隠岐郡隠岐の島町)

 

 (有)富喜丸水産は、漁業収益を上げるため、状況の変化に応じて様々な漁業種類を組み合わせることなどにより高収益型漁業経営の確立を目指しています。

 また、消費者の魚離れが進む中で、自ら漁獲物を消費者の扱いやすい形態で販売することにも積極的に取り組んでいます。

 充分な漁業収益を上げるためには、様々な漁業種類や販売の形態を状況に応じて柔軟に対応させることがこれからの漁業経営に求められています。同社の取組はこの先進的な事例として、他の漁業者の模範となります。

 また、漁業の複合経営化を進めていく中で、漁業就業者の確保及び地域の活性化にも大きく寄与しています。

 

【漁業経営の複合化】

 昭和57年頃、隠岐郡西郷町(現隠岐の島町)で一本釣り漁業に着業しました。

 平成2年には、漁船を大型化し、当時最盛期にあった「小型いか釣漁業」の経営を開始し、順調に水揚げを増やしたものの、平成10年代に入りイカの需要減少と燃油価格の高騰により経営状況が悪化しました。

 そのため、平成16年に「いか釣漁業」の専業経営から、「ずわいがにかご漁業」との複合経営化へ転換し、その後、「定置網漁業」及び「小型底びき網漁業」の経営を開始しました。

 単一漁業では対象魚種の資源動向等により水揚げが不安定になるところですが、複数の漁業を組み合わせることにより、年間1億円以上の水揚げを安定確保しています。

 

【6次産業化の取組】

 平成20年には別会社として「株式会社海鮮隠岐の島」を設立し、自社の漁獲物を使った加工品の製造・販売を開始しました。

 獲るだけでなく、獲った魚の加工・販売も手がけるなど、6次産業化を推進しています。現在、鮮魚についても活魚販売車等による本土での直接販売も検討されています。

 

【地域への貢献】

 現在、乗組員として8人を雇用し、漁業就業者の確保にも貢献。漁業集落の維持、地域の活性化にも寄与しています。

 

加納代表取締役 かにかご漁船富喜丸

写真左:加納代表取締役、右:かにかご漁船富喜丸

 

定置網の操業 自社製加工品

 写真左:定置網の操業、右:自社製加工品


お問い合わせ先

農林水産総務課

島根県農林水産部農林水産総務課

 〒690-8501 
   島根県松江市殿町1番地
TEL:0852-22-5393 FAX:0852-22-5967
E-mail:nourin-somu@pref.shimane.lg.jp