皆さん、最近、社会で気になることはありませんか？

じつは、私たちの身のまわりのことは、政治とつながっています。

例えば、服を買ったときに払った消費税。

Tシャツ１枚にも、消費税を払います。その税率を決めるのは政治であり、税金を何に使うかを決めるのも政治です。

例えば、アルバイトでもらう給料の額。

給料の額を決めるのはアルバイト先ですが、支払わなければならない最低賃金は、都道府県ごとに決められています。

その他にも、仕事と育児の両立、高齢者の介護、年金制度、景気雇用対策をはじめ、私たちの周りには政治の影響を受けるテーマがたくさんあります。

政治は遠い世界の話ではありません。

いろんな身近な問題が政治で決まっているのです。

私たちを代表して、私たちのために働いてくれる人を、私たちが選ぶ、それが選挙です。

日本は、主権が国民にある民主主義の国。言い換えれば、政治は国民みんなのもの、ということ。

でも世の中のすべての政治課題を国民全員が集まって話し合い、直接決めていくことはできません。

そこで、選挙で代わりに話し合ってくれる人を選びます。

だから、そのための代表者選び、つまり選挙は大切なのです。