感染症発生動向調査事業に伴う感染症流行とその病原体の確認調査を行うため、県内の病原体検査定点が採取した患者材料について検査を実施した。
　2020年は、新型コロナウイルス感染症が発生したことに伴いコロナの陽性確認検査が多数を占めるようになり、通常の病原体定点からの検体が減少し検出されるウイルスの種類も減少している。

ウイルス型	診断名	インフルエンザ	咽頭結膜熱	感染性胃腸炎	手足口病	ヘルパンギーナ	麻しん(疑いを含む)	咽頭炎	扁桃炎	肺・気管支炎	熱性疾患	発疹症	無菌性髄膜炎	SFTS	COVID-19	その他	総計
検査検体数		36	3	74	20	23	10	54	17	35	51	12	11	81	6352	250	7029
アデノ	1			2				5	3	1						2	13
	2			4		1		10	10	1	2					3	31
	3							1									1
	5			1	1			11	1		1						15
	6											1				1	2
コクサッキーA	2			1	1	15					2					3	22
	4					2											2
	16				3												3
エコー	30												2				2
インフルエンザ	AH1 pdm	16						1								1	18
	Bvic	1															1
パラインフルエンザ	1									1							1
	2							1									1
	4									1							1
ＲＳウイルス					1			1		1	2					1	6
ヒトメタニューモ		1						2		7	1	1				12	24
ロタ	A群			1													1
ノロ	G1			1													1
	G2			12													12
ヘルペス	1															1	1
SFTS														3			3
SARS-CoV-2															199		199
検出数計		18		22	6	18		32	14	12	8	2	2	3	199	24	360