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2004(H16)年 <  2005(H17)年 年報  > 2006(H18)年
目次I.概要II-1.発生状況の解析と評価II-2.定点把握疾患発生状況III.検査情報
インフルエンザ定点小児科定点眼科定点基幹病院定点
(4) 感染性胃腸炎 >データ表示
 感染性胃腸炎は複数の病原体による疾患のため、流行は各病原体の流行により左右される。2005年は1月(第3週)および年末の12月(第49週)に流行のピークがあり、この時期にNVが多く検出されている。これは12月から2月を流行の主体とするNVの流行パターンと一致している。また、3月から4月にも小規模な流行が東部を中心としてみられたが、患者数増加と一致してA群ロタウイルスが多く検出され、春の流行期はこのウイルスによるものであった。この他夏期は細菌性の胃腸炎が多発する季節であるが、本年は多発しなかった。
 地区別では、年間の定点当たり報告数で最も多かったのは東部の514.9人、次いで隠岐(399.06人)、中部(371.0人)となっている(表7)。また、年齢別では1歳が20.6%で最も多かったが、他の年齢からも幅広く報告されている。

感染性胃腸炎報告グラフ
過去5年間比較
過去10年間推移
島根県報告推移
地域別報告推移
年齢別報告推移
全国地域別報告推移

シーズン別の報告数合計:感染性胃腸炎
平均報告数2000/2001年2001/2002年2002/2003年2003/2004年2004/2005年2005/2006年
7,7175,1874,9985,3337,3147,7172,291


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