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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2025年1月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報 (1月:第1週から第5週)
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が8件(松江圏域1件、出雲圏域5件、浜田圏域1件、隠岐圏域1件)、劇症型溶血性 レンサ球菌感染症が1件(益田圏域)、梅毒が3件(松江圏域1件、出雲圏域2件)、侵襲性 インフルエンザ菌感染症が1件(松江圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が4件(松江圏域2件、雲南圏域1件、益田圏域1 件)、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が1件(出雲圏域)、水痘(入院例)が3件(松江圏域2件、出雲圏域1 件)、百日咳が17件(松江圏域)報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) :
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇COVID-19 :(19.7)。1月は12月の2倍に増加しました。罹患年齢層は、インフルエンザよりも10代20 代の中・高校生から若年成人が中心なのが特徴です。
〇インフルエンザ :(80.5)。すべてA型で、前月比およそ60%に減少しました。週を追ってかなりの速度での 減少で、今シーズンのA型インフルエンザはこれで収束する可能性大です。しかし、A型の 流行から少しインターバルをおいてB型が流行することが過去によく見られた流行パター ンですので、今後はB型の流行に注意すべきです。
発生推移グラフ グラフ凡例
新型コロナウイルス感染症報告推移グラフ インフルエンザ報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 急性出血性結膜炎及び流行性角結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が8件、性器ヘルペスウイルス感染症が2件、尖圭コンジローマが1件および淋菌感染症 が2件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :1件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:27件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :11件。地区別では東部0件、中部4件(36%)、西部6件(55%)、隠岐1件(9%) 年代別では70歳以上が8件(73%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2024年11月〜2025年1月の検出結果)
2024年11月から2025年1月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノエコーパレコインフルエンザRSVライノヒトメタニューモ CMVEBVヒトコロナ新型コロナマイコプラズマ 合計
12115AH143
インフルエンザ    156       7 163
RSウイルス感染症     2  1 3   6
感染性胃腸炎2  1     2 1  6
咽頭炎・扁桃炎66  1 1 4  2  20
肺・気管支炎 1    324 71 1836
熱性疾患 1    1  2    4
発疹症         1    1
COVID-19            79 79
その他 12  12 3 2 3 14
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