島根県感染症情報：2024年50週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）　

　結核が1件(松江圏域)、梅毒が1件(松江圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、報告されています。〇松江圏域で百日咳の流行があり、7件の報告があります。

２）定点報告５類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数

〇新型コロナ感染症：島根県(1.7)の報告数は横ばいで推移していますが、全国では徐々に増加がみられます。

〇インフルエンザ：報告数(20.8)が増加し、注意報レベル(10)を超えています。

〇ＲＳウイルス感染症：浜田圏域5件、益田圏域3件、松江圏域1件の報告があります。

〇伝染性紅斑：関東地区を中心に流行しています。島根県でも微増傾向がみられます。

〇マイコプラズマ肺炎：全国的に流行が広がっています。島根県(1.3)でも徐々に増加していて、松江圏域3件、大田圏域3件、益田圏域2件、出雲圏域1件、隠岐圏域1件の報告があります。

〇インフルエンザ：AH1pdm型が主ですが、AH3型及びBvic型も検出されています。

〇COVID-19 ：オミクロン株のKP.3系統が主に検出されています。

〇肺・気管支炎：マイコプラズマが検出されています。

主な感染症の流行状況