島根県感染症情報：2024年49週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）　

　結核が1件(大田圏域)、日本紅斑熱が1件(浜田圏域)、後天性免疫不全症候群が1件(出雲圏域)、梅毒が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、百日咳が2件(松江圏域)、報告されています。

２）定点報告５類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数

〇新型コロナ感染症：島根県(1.5)の報告数は横ばいで推移していますが、全国では徐々に増加がみられます。

〇インフルエンザ：報告数(7.3)が増加しています。出雲圏域、雲南圏域で報告が多く、学級閉鎖もありました。

〇ＲＳウイルス感染症：浜田圏域5件、益田圏域2件、松江圏域２件、大田圏域1件の報告があります。

〇伝染性紅斑：関東地区を中心に流行しています。島根県でも微増傾向がみられます。

〇マイコプラズマ肺炎：全国的に流行が広がっています。島根県(1.3)でも徐々に増加していて、益田圏域4件、大田圏域3件、松江圏域1件、出雲圏域1件、隠岐圏域1件の報告があります。

〇インフルエンザ：AH1pdm型が主ですが、AH3型及びBvic型も検出されています。

〇COVID-19 ：オミクロン株のKP.3系統が主に検出されています。

〇肺・気管支炎：マイコプラズマが検出されています。

主な感染症の流行状況