島根県感染症情報：2024年45週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）　

　結核が2件(雲南圏域1件、浜田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域)、レジオネラ症が1件(松江圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が1件(出雲圏域)、百日咳が1件(雲南圏域)、報告されています。

２）定点報告５類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数

〇新型コロナ感染症：島根県(1.2)の報告数は非流行期のレベルです。

〇インフルエンザ：全国(1.04)では流行期始まりの指標となる定点当り1人以上になりました。島根県の報告数(0.7)は横ばいですが、松江圏域では学級閉鎖もあり報告が多くあります。

〇手足口病：流行(4.3)が続いていますが、減少しつつあります。浜田圏域(8.3)、益田圏域(8.3)で報告が多いですが、定点当り10人以上の報告がある圏域はなくなりました。

〇マイコプラズマ肺炎：全国的に流行が広がっています。島根県(0.8)でも徐々に増加していて、益田圏域4件、松江圏域1件、雲南圏域1件の報告があります。

〇インフルエンザ：AH1pdm型、AH3型が検出されています。

〇COVID-19 ：オミクロン株のKP.3系統が主に検出されています。

主な感染症の流行状況