島根県感染症情報：2024年44週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）　

　結核が1件(松江圏域)、腸管出血性大腸菌感染症が1件(益田圏域)、日本紅斑熱が3件(松江圏域1件、益田圏域2件)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症が2件(出雲圏域1件、益田圏域1件)、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が1件(雲南圏域)、百日咳が2件(雲南圏域)、報告されています。

２）定点報告５類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数

〇新型コロナ感染症：島根県(0.9)の報告数は非流行期のレベルです。

〇インフルエンザ：報告数(0.6)が増加しつつあり、浜田圏域を除く6圏域から患者報告があるようになりました。

〇手足口病：流行が続いていますが、減少傾向です。浜田圏域(12.7)、出雲圏域(11.0)で、定点当り10人以上の報告があります。

〇マイコプラズマ肺炎：全国的に流行が広がっています。島根県(1.3)でも徐々に増加していて、益田圏域8件、松江圏域1件、浜田圏域1件の報告があります。

〇インフルエンザ：AH1pdm型、AH3型が検出されています。

〇COVID-19 ：オミクロン株のKP.3系統が主に検出されています。

〇重症熱性血小板減少症候群：SFTSウイルスが検出されています。

主な感染症の流行状況