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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2024年 第36週 (9/2〜9/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) 
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)、 日本紅斑熱が3件(松江圏域1件、出雲圏域1件、浜田圏域1件)、 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(出雲圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が1件(浜田圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇新型コロナ感染症 :島根県(7.6)の報告数は減少傾向ではありますが、やや緩やかになっています。 浜田圏域(13.0)や松江圏域(6.5)ではやや増加しており、今後も感染予防に注意してください。
〇手足口病 :益田圏域以外で報告が増加し、特に松江圏域(14.3)、浜田圏域(14.3)で急増しているほか、他の圏域でも報告が多く、今後も注視する必要があります。
〇RSウイルス感染症 :出雲圏域(0.0)の報告は無くなりましたが、浜田圏域(6.3)で増加がみられます。
〇マイコプラズマ肺炎 :全国的に流行が広がりつつあります。 島根県では雲南圏域で2件、益田圏域で1件の報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇COVID-19 :オミクロン株のKP.3系統が主に検出されています。
〇RSウイルス感染症 :RSウイルス以外に、パラインフルエンザ3型、コクサッキーA5型、パレコウイルス1型など同一検体から複数のウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザ1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
COVID-19減少減少減少 減少横這
手足口病急増急増増加 増加増加
RSウイルス感染症横這横這減少 増加報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這×横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這×
マイコプラズマ肺炎横這横這×横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
COVID-19発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ マイコプラズマ肺炎発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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