1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が19件(松江圏域2件、出雲圏域17件)、
腸管出血性大腸菌感染症が4件(松江圏域1件、雲南圏域1件、出雲圏域2件)、
日本紅斑熱が2件(出雲圏域1件、浜田圏域1件)、
レジオネラ症が1件(松江圏域)、
重症熱性血小板減少症候群が1件(浜田圏域)、
梅毒が6件(松江圏域3件、大田圏域1件、浜田圏域2件)、
侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が1件(松江圏域)、
報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) :
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇COVID-19
:(19.7)。
8月に比べ半分に減少し、夏季の流行が始まる前の、6月よりも少し多い程度となりました。
インフルエンザとのツインデミックが起こると大変厄介です。
今後の動向を見守りたいと思います。
〇手足口病
:(48.6)。
8月のおよそ3倍に増加しました。
短期間で2回罹患した例もあるようです。
流行当初と後半では原因ウイルスが変わったと考えられます。
3)眼科定点報告
急性出血性結膜炎及び流行性角結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
性器クラミジア感染症が8件、性器ヘルペスウイルス感染症が0件、尖圭コンジローマが3件および淋菌感染症
が3件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎
:0件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:18件。
〇クラミジア肺炎
:0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
:36件。地区別では東部3件(8%)、中部11件(31%)、西部22件(61%)、隠岐0件
年代別では70歳以上が26件(72%)を占めています。
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
:2件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2024年7月〜2024年9月の検出結果)
ウイルス名 | アデノ | コクサッキーA | コクサッキーB | パレコ | インフルエンザ | パラインフルエンザ | RSV | ライノ | ヒトメタニューモ | サポ | SFTSV | 新型コロナ | 合計 | ||||||||
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型 | 1 | 41 | 5 | 6 | 16 | 2 | 4 | 1 | 5 | 6 | AH1 | AH3 | 1 | 3 | |||||||
インフルエンザ | 1 | 1 | 32 | 34 | |||||||||||||||||
RSウイルス感染症 | 7 | 5 | 12 | 1 | 16 | 6 | 2 | 6 | 77 | 3 | 135 | ||||||||||
咽頭結膜熱 | 1 | 1 | |||||||||||||||||||
感染性胃腸炎 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | ||||||||||||||||
手足口病 | 4 | 3 | 1 | 8 | |||||||||||||||||
咽頭炎・扁桃炎 | 4 | 1 | 1 | 2 | 1 | 9 | |||||||||||||||
肺・気管支炎 | 1 | 4 | 1 | 2 | 2 | 1 | 4 | 15 | |||||||||||||
SFTS | 3 | 3 | |||||||||||||||||||
COVID-19 | 112 | 112 | |||||||||||||||||||
その他 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 |