1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が19件(松江圏域2件、出雲圏域17件)、
腸管出血性大腸菌感染症が4件(松江圏域1件、雲南圏域1件、出雲圏域1件、益田圏域1件)、
日本紅斑熱が11件(松江圏域2件、出雲圏域3件、大田圏域1件、浜田圏域1件、益田圏域4件)、
重症熱性血小板減少症候群が1件(浜田圏域)、
劇症型溶血性レンサ球菌感染症が2件(出雲圏域1件、益田圏域1件)、
梅毒が3件(松江圏域2件、浜田圏域1件)、
侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)、
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が3件(雲南圏域1件、出雲圏域2件)、
播種性クリプトコックス症が1件(益田圏域)、
百日咳が2件(雲南圏域)、
報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) :
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇COVID-19
:(6.23)。
総数230と、9月の20%以下に大幅に減少しました。
今回の流行はこれで収束し、感染症の主役がインフルエンザに代わると予想されます。
〇手足口病
:(37.8)。
9月のおよそ3分の2に減少しました。
流行のピークが過ぎたようにも見受けられますが、流行の山が2つあり短期間で2回罹患した例もあります。
原因ウイルスが少なくとも2つあるということです。
3)眼科定点報告
流行性角結膜炎の報告が1件あります。急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
性器クラミジア感染症が11件、性器ヘルペスウイルス感染症が1件、尖圭コンジローマが2件および淋菌感染症
が1件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎
:1件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:32件。
〇クラミジア肺炎
:0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
:32件。地区別では東部2件(6%)、中部7件(22%)、西部23件(72%)、隠岐0件
年代別では70歳以上が23件(72%)を占めています。
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
:0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2024年8月〜2024年10月の検出結果)
ウイルス名 | アデノ | コクサッキーA | コクサッキーB | パレコ | インフルエンザ | パラインフルエンザ | RSV | ライノ | ヒトメタニューモ | サポ | SFTSV | 新型コロナ | マイコプラズマ | 合計 | ||||||
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型 | 1 | 41 | 6 | 16 | 2 | 4 | 1 | 5 | AH1 | AH3 | Bvic | 1 | ||||||||
インフルエンザ | 3 | 1 | 1 | 14 | 19 | |||||||||||||||
RSウイルス感染症 | 3 | 1 | 1 | 6 | 1 | 26 | 1 | 39 | ||||||||||||
咽頭結膜熱 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||
感染性胃腸炎 | 1 | 2 | 3 | |||||||||||||||||
手足口病 | 2 | 4 | 1 | 7 | ||||||||||||||||
咽頭炎・扁桃炎 | 5 | 1 | 1 | 1 | 8 | |||||||||||||||
肺・気管支炎 | 2 | 1 | 1 | 1 | 8 | 13 | ||||||||||||||
SFTS | 2 | 2 | ||||||||||||||||||
COVID-19 | 88 | 88 |