1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が7件(松江圏域1件、出雲圏域3件、浜田圏域1件、益田圏域2件)、
腸管出血性大腸菌感染症が3件(松江圏域1件、出雲圏域2件)、
日本紅斑熱が8件(松江圏域3件、出雲圏域4件、浜田圏域1件)、
劇症型溶血性レンサ球菌感染症が5件(松江圏域1件、出雲圏域4件)、
梅毒が2件(出雲圏域1件、益田圏域1件)、
侵襲性肺炎球菌感染症が2件(雲南圏域1件、益田圏域1件)、
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が2件(松江圏域1件、浜田圏域1件)、
播種性クリプトコックス症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、
報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) :
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇COVID-19
:(49.98)。
7月に比して10%強の増加でした。
増えてはいますが増加の割合が少なくなり、ほぼ頭打ちと言える状態となりました。
ほぼ半年ごとに流行の波が来るのが最近の傾向ですが、回を重ねるごとに波が小さくなってきているようです。
重症化の割合も季節性インフルエンザ並みになりましたので、少しずつですが普通のカゼに近づいているかもしれません。
希望を持って今後の動向を見守りたいと思います。
3)眼科定点報告
急性出血性結膜炎及び流行性角結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
性器クラミジア感染症が15件、性器ヘルペスウイルス感染症が0件、尖圭コンジローマが2件および淋菌感染症
が3件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎
:1件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:12件。
〇クラミジア肺炎
:0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
:29件。地区別では東部5件(17%)、中部7件(24%)、西部17件(59%)、隠岐0件
年代別では70歳以上が22件(76%)を占めています。
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
:0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2024年6月〜2024年8月の検出結果)
ウイルス名 | アデノ | コクサッキーA | コクサッキーB | パレコ | インフルエンザ | パラインフルエンザ | RSV | ライノ | ヒトメタニューモ | CMV | ヘルペス | SFTSV | EBV | 新型コロナ | 合計 | ||||||
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型 | 1 | 2 | 11 | 5 | 6 | 2 | 4 | 1 | 6 | AH1 | 1 | 3 | 6 | ||||||||
インフルエンザ | 1 | 30 | 31 | ||||||||||||||||||
RSウイルス感染症 | 7 | 4 | 9 | 1 | 15 | 4 | 2 | 8 | 70 | 3 | 3 | 126 | |||||||||
咽頭結膜熱 | 1 | 1 | 1 | 3 | |||||||||||||||||
感染性胃腸炎 | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||
手足口病 | 4 | 4 | |||||||||||||||||||
ヘルパンギーナ | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||
咽頭炎・扁桃炎 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 2 | 16 | ||||||||||||
肺・気管支炎 | 1 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 5 | 1 | 21 | |||||||||||
無菌性髄膜炎 | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||
SFTS | 3 | 3 | |||||||||||||||||||
COVID-19 | 1 | 98 | 99 | ||||||||||||||||||
その他 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 7 |