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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2024年7月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が6件(松江圏域1件、雲南圏域1件、出雲圏域2件、益田圏域1件、隠岐圏域1件)、 腸管出血性大腸菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、 日本紅斑熱が3件(松江圏域1件、出雲圏域1件、益田圏域1件)、 レジオネラ症が1件(出雲圏域)、 重症熱性血小板減少症候群が1件(益田圏域)、 急性脳炎が1件(松江圏域)、 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松江圏域)、 梅毒が4件(松江圏域3件、出雲圏域1件)、 カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、 水痘(入院例)、 が1件(隠岐圏域)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) :
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇COVID-19 :(35.6)。 7月は6月の3倍に増加しました。 流行しているのはオミクロン株から派生した変異株で、感染力は強いものの毒性はオミクロン株とほぼ同じで、入院治療を要する重症例の割合は季節性インフルエンザ並みなのが救いです。 感染者の大部分は20歳以上の成人なので、仕事や観光での他県との交流が大きな要因と考えられます。 高齢者や基礎疾患がある人にとっては恐ろしい疾患であることに変わりなく、継続的なワクチン接種も必要です。
〇RSウイルス感染症 :(12.0)。 6月の3.5倍強に増加しました。 コロナ禍が明けてからは毎年この時期に流行するようになり、今年もそれに沿っています。 終息には数か月を要することが多いので、今後注意深い動向観察が必要です。
発生推移グラフ グラフ凡例
新型コロナウイルス感染症報告推移グラフ RSウイルス感染症報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 急性出血性結膜炎及び流行性角結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が21件、性器ヘルペスウイルス感染症が3件、尖圭コンジローマが3件および淋菌感染症 が0件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :0件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:7件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :27件。地区別では東部0件、中部8件(30%)、西部19件(70%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が19件(70%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2024年5月〜2024年7月の検出結果)
2024年5月から2024年7月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーAコクサッキーBパレコインフルエンザパラインフルエンザRSV ライノヒトメタニューモA群ロタノロSFTSV 新型コロナ合計
123556 2416Bvic1 3G2
インフルエンザ           2         2123
感染性胃腸炎 1       1       14   7
手足口病     2                2
ヘルパンギーナ    11                2
咽頭炎・扁桃炎2311  1 1   11        11
肺・気管支炎 1  519 11 4 496334     114
無菌性髄膜炎    1  2              3
SFTS                    3 3
COVID-19                     7878
その他1 1 111      41       10
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