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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が2件(雲南圏域1件、出雲圏域1件)、
細菌性赤痢が1件(浜田圏域)、
レジオネラ症が2件(益田圏域)、
報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇新型コロナ感染症
:定点からの報告は56件(1.5)ありました。
先週(1.6)とほぼ同じ報告数で横ばいで推移しています。
先週やや多かった隠岐圏域(2.5)が少なくなり、浜田圏域(3.2)で増えています。
〇インフルエンザ
:定点当り報告数は1.2人で、下げ止まっています。
〇RSウイルス感染症
:松江圏域(1.3)及び益田圏域(1.7)で定点当り1人を超えています。
また、今まで報告の無かった雲南圏域(0.5)、出雲圏域(0.4)からの報告もありました。
一昨年・昨年と新型コロナの影響で、例年秋から冬に流行していた本疾患が6月から始まる夏に流行しました。
このため、今後流行が拡大する可能性があります。
〇感染性胃腸炎
:隠岐圏域(22.0)で報告が多いほか、益田圏域(7.3)でも多くなっています。
〇インフルエンザ
:A香港型(AH3)ウイルスが主に検出されています。
〇咽頭炎
:RSウイルス、ライノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況