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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2022年7月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が13件(松江圏域3件、雲南圏域2件、出雲圏域5件、大田圏域1件、浜田圏域2件)、 腸管出血性大腸菌感染症が7件(松江圏域1件、出雲圏域6件)、 日本紅斑熱が5件(松江圏域1件、出雲圏域2件、浜田圏域2件)、 レジオネラ症が1件(益田圏域)、 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松江圏域)、 梅毒が3件(松江圏域2件、出雲圏域1件)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 新型コロナウイルス感染症が22055件(松江圏域9532件、雲南圏域922件、出雲圏域6939件、大田圏域837件、浜田圏域1580件、益田圏域1951件、隠岐圏域294件)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 5月 574件、 6月 975件、 7月 797件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇RSウイルス感染症 :(12.6)。 流行は浜田・出雲・松江圏域が中心で、大田・雲南圏域でも少し見られました。 昨年は、一昨年全く流行しなかった反動か、真夏の比較的短い期間に大流行しましたが、今年はまるで様相が異なります。 3月から始まった流行が、大きな流行にならず少しずつ増加しながら、この7月まで5か月続いたことになります。
〇手足口病 :(4.9)。 6月に松江と出雲圏域でかなりの報告がありましたが、松江圏域ではその流れが続いています。 出雲圏域はかなり減少しましたが、隠岐と浜田圏域でも報告がありました。 県全体としては85%に減少です。 今後の動向には注意を要します。
〇ヘルパンギーナ :(0.4)。 前月とほぼ同数でした。 例年夏場に流行していましたが、いまのところ今年はさしたる流行にはなっていないようです。
発生推移グラフ グラフ凡例
RSウイルス感染症報告推移グラフ 手足口病報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎および急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が11件、性器ヘルペスウイルス感染症が1件、尖圭コンジローマが1件および淋菌感染症が2件 の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :1件。〇無菌性髄膜炎:1件。〇マイコプラズマ肺炎:0件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :27件。地区別では東部0件、中部15件(56%)、西部12件(44%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が17件(63%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2022年5月〜2022年7月の検出結果)
 咽頭炎・扁桃炎、肺・気管支炎からRSウイルス及びアデノウイルス1型、2型、5型、6型が検出されています。
2022年5月から2022年7月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーARSVSFTSV新型コロナ 合計
12566
手足口病    3    3
咽頭炎・扁桃炎121812 55  91
肺・気管支炎 1   12   13
脳炎     1   1
SFTS      1  1
COVID-19       2905 2905
その他     1   1
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