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県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件(松江圏域3件、出雲圏域1件)、 つつが虫病が1件(雲南圏域)、 日本紅斑熱が7件(松江圏域1件、出雲圏域6件)、 レジオネラ症が3件(松江圏域2件、雲南圏域1件)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が3件(松江圏域1件、益田圏域2件)、 新型コロナウイルス感染症が2912件(松江圏域1150件、雲南圏域133件、出雲圏域1034件、大田圏域216件、浜田圏域244件、益田圏域116件、隠岐圏域19件)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 3月 507件、 4月 699件、 5月 574件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇RSウイルス感染症 :(2.0)。 4月のおよそ6割に減少しました。 報告のあった圏域は松江・出雲・浜田です。 3月,4月,5月と月を追って減少していますが、コロナ禍によって流行のパターンが以前と様変わりしたので、このまま収束するかどうかまったく予想ができません。 今後の動向を注意深く見守るしかありません。
〇感染性胃腸炎 :(17.0)。 4月の3/4に減少していますが、3月とほぼ同数ですので、収束に向かっているというよりも変動の範囲内と言えます。
〇手足口病 :(1.3)。 松江圏域で26件とかなりの登録数でした。 季節的にはこれからの疾患ですので、県全体で今後の動向を注意深く見ていく必要あります。
発生推移グラフ グラフ凡例
RSウイルス感染症報告推移グラフ 感染性胃腸炎報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎および急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が8件、性器ヘルペスウイルス感染症が0件、尖圭コンジローマが1件および淋菌感染症が4件 の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :2件。〇無菌性髄膜炎:4件。〇マイコプラズマ肺炎:0件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :23件。地区別では東部1件(4%)、中部6件(26%)、西部16件(70%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が18件(78%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2022年3月〜2022年5月の検出結果)
 咽頭炎・扁桃炎、肺・気管支炎からRSウイルス及びアデノウイルス1型、2型、5型、6型が検出されています。
2022年3月から2022年5月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノRSV新型コロナ合計
1256
咽頭炎1101133 46
扁桃炎111   3
肺・気管支炎12  8 11
COVID-19     32653265
その他  1   1
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