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県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件(雲南圏域1件、出雲圏域2件、大田圏域1件、益田圏域1件)、 日本紅斑熱が3件(松江圏域2件、益田圏域1件)、 レジオネラ症が2件(松江圏域1件、隠岐圏域1件)、 梅毒が1件(出雲圏域)、 侵襲性インフルエンザ菌感染症が1件(浜田圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が3件(出雲圏域2件、益田圏域1件)、 水痘(入院例)、 が1件(隠岐圏域)、 新型コロナウイルス感染症が4061件(松江圏域2106件、雲南圏域221件、出雲圏域1218件、大田圏域92件、浜田圏域98件、益田圏域221件、隠岐圏域105件)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 2月 634件、 3月 507件、 4月 699件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇RSウイルス感染症 :(3.1)。 減少傾向ですが、3月の流れを引き継ぐ形で今月も報告があります。 松江圏域が主ですが、出雲と浜田圏域からも少し報告がありました。 新型コロナ流行前は、GWを過ぎると感染が収まるのが常でしたが、一昨年は流行がなく、昨年は7月から流行しました。 このため、新型コロナ流行前の流行パターンがまったく参考にできなくなりました。 今後の流行動向に注意が必要です。
〇感染性胃腸炎 :(22.3)。 3月の1.6倍に増加しましたが、これは益田と浜田圏域で増加したためで、出雲圏域でも3月後半から少し報告がありました。 目立つのはこの3圏域ですが、その他の圏域からも少し報告がありました。
〇手足口病 :(0.4)。 県全体での登録数9とわずかでした。 収束したと考えられます。
発生推移グラフ グラフ凡例
RSウイルス感染症報告推移グラフ 感染性胃腸炎報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎および急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が12件、性器ヘルペスウイルス感染症が0件、尖圭コンジローマが0件および淋菌感染症が3件 の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :0件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:0件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :25件。地区別では東部6件(24%)、中部6件(24%)、西部13件(52%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が19件(76%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2022年2月〜2022年4月の検出結果)
 咽頭炎・扁桃炎、肺・気管支炎からRSウイルス及びアデノウイルス1型、2型が検出されています。 手足口病からはコクサッキーA6が検出されています。
2022年2月から2022年4月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーARS新型コロナ合計
1256
手足口病   1  1
咽頭炎 5  27 32
扁桃炎1     1
肺・気管支炎11  7 9
COVID-19     31683168
その他  1   1
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