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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2021年 第8週 (2/22〜2/28) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 レジオネラ症が2件(雲南圏域1件、出雲圏域1件)、 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(益田圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(益田圏域)、 新型コロナウイルス感染症が3件[1](松江圏域2件[1]、雲南圏域1件) 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内のインフルエンザ定点医療機関から第8週の患者発生報告はありません。
〇感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒注意報が発表されています。★
県内全域(10.3)の患者報告数は増加傾向を示しています。 特に、出雲圏域(35.2)では急増し警報レベル(20.0)以上の流行となっているほか、松江圏域(5.1)、浜田圏域(5.0)、雲南圏域(2.5)、益田圏域(1.7)および大田圏域(0.5)で患者発生報告があります。 手洗いの励行、食品の取り扱いに注意しましょう。
〇水痘(みずぼうそう) :県内全域(0.6)の患者報告数は増加しています。 特に、出雲圏域(2.0)では増加傾向を示し警報レベル(2.0)の流行となっているほか、松江圏域(0.3)、浜田圏域(0.3)および益田圏域(0.3)で散発的な患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(0.5)の患者報告数は漸増しています。 大田圏域(2.5)では定点当り2.0人以上でやや流行しているほか、出雲圏域(0.6)、雲南圏域(0.5)および松江圏域(0.4)で散発的な患者発生報告があります。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(0.3)の患者報告数は漸増しています。 浜田圏域(1.7)では定点当たり1.0人以上でやや流行しているほか、松江圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で散発的な患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇咽頭炎・扁桃炎 :アデノウイルス1型、2型、5型および6型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :アデノウイルス2型およびコクサッキーウイルスA2型が検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA16型が検出されています。
〇熱性疾患 :アデノウイルス2型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :アデノウイルス2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這×横這×報告なし× 横這×報告なし×
感染性胃腸炎増加横這急増 横這横這×
水痘横這横這増加 減少報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這×横這×横這× 報告なし×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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