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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2020年 第14週 (3/30〜4/5) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件[3](出雲圏域3件[3]、益田圏域1件、大田圏域1件)、 梅毒が1件(出雲圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が2件(松江圏域1件、大田圏域1件) 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(0.3)の患者報告数は減少しています。 雲南圏域(1.7)でやや流行しているほか、松江圏域(0.5)および大田圏域(0.3)で患者発生報告があります。 迅速検査ではA型が雲南圏域で、B型が松江圏域および大田圏域で検出されています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(3.8)の患者報告数はやや増加しています。 出雲圏域(7.8)および雲南圏域(4.5)で増加傾向を示しているほか、松江圏域(3.7)、益田圏域(3.7)および浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.2)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(2.6)および浜田圏域(2.0)でやや流行しているほか、益田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(1.0)でやや流行しているほか、松江圏域(0.4)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇水痘(水ぼうそう) :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域(0.7)、出雲圏域(0.4)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.2)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域(0.7)および松江圏域(0.3)で患者発生布告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点から患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型およびB(ビクトリア系統)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1およびG2が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス1型、2型および5型が検出されています。
〇熱性疾患 :アデノウイルス2型、5型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :パラインフルエンザウイルス1型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇無菌性髄膜炎 :エコーウイルス30型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這×
感染性胃腸炎横這横這増加 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這減少横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 報告なし×報告なし×
水痘横這横這横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這× 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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