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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2020年 第9週 (2/24〜3/1) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件[2](松江圏域2件[1]、浜田圏域1件[1]、大田圏域1件) 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(2.9)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(5.6)で定点あたり5.0人以上の流行となっているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。 迅速検査ではA型が隠岐圏域以外で検出されており、B型は松江圏域、出雲圏域、大田圏域および浜田圏域で検出されています。
〇感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から冬期の食中毒注意報が発表されています。 ★県内全域(3.1)の患者報告数は減少しています。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(5.0)で定点当り5.0人以上の流行となっています。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(0.7)および出雲圏域(0.6)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.7)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(2.8)および松江圏域(2.4)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇水痘(水ぼうそう) :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.7)のみ患者発生報告があり、注意報レベル(1)以上の流行となっています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.3)の患者報告数はやや増加しています。 大田圏域(1.5)で定点当り1.0人以上の流行となっています。
〇マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が検出されているほか、B型(ビクトリア系統)が今シーズン初めて検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス5型が検出されています。
〇熱性疾患 :アデノウイルス2型、5型およびRSウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :パラインフルエンザウイルス4型、アデノウイルス1型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇無菌性髄膜炎 :エコーウイルス30型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這×
感染性胃腸炎横這横這横這 減少報告なし×
伝染性紅斑減少横這横這 報告なし×横這×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
水痘増加増加横這× 横這×報告なし×
RSウイルス感染症横這横這×横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
凡例
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