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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2020年 第2週 (1/6〜1/12) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(松江圏域)、 破傷風が1件(出雲圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が3件(松江圏域1件、大田圏域2件)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が4件(松江圏域1件、出雲圏域1件、益田圏域2件) 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報が発表されています。 ★県内全域(14.2)の患者報告数は減少していますが、浜田圏域(17.4)、松江圏域(16.9)、大田圏域(16.7)、隠岐圏域(14.0)、益田圏域(11.8)、出雲圏域(11.6)で注意報レベル(10)を超える流行となっているほか、雲南圏域(9.0)など全域で流行が続いています。 迅速検査では県内全域でA型が検出されており、B型は松江圏域および大田圏域でわずかに検出されています。
〇感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から冬期の食中毒注意報が発表されています。 ★県内全域(4.0)の患者報告数は第1週と比較してやや増加しています。 松江圏域(6.9)、益田圏域(6.0)では定点当り5.0人以上でやや流行しているほか、出雲圏域(3.8)、隠岐圏域(2.0)、雲南圏域(1.5)および浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.6)の患者報告数は第1週と比較して増加しています。 出雲圏域(1.4)で注意報レベル(1)を超える流行となっているほか、松江圏域(0.9)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.4)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(3.6)および松江圏域(1.7)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.7)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(0.7)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇水痘(水ぼうそう) :県内全域(0.2)の患者報告数は横ばいです。 益田(0.7)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :パラインフルエンザウイルス2型、アデノウイルス1型、2型、3型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス3型が検出されています。
〇熱性疾患 :アデノウイルス3型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :パラインフルエンザウイルス2型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ減少横這減少 横這増加
感染性胃腸炎減少減少減少 減少横這
伝染性紅斑横這横這横這 報告なし×報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這× 減少報告なし×
水痘減少横這減少× 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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