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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第33週 (8/12〜8/18) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](出雲圏域1件、浜田圏域1件[1])、 日本紅斑熱が1件(益田圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :県内全域(2.8)の患者報告数は減少していますが、警報レベル終息基準値(2.0)以上で流行が続いています。 すべての圏域で患者報告数は減少していますが、松江圏域(4.7)、雲南圏域(3.5)および出雲圏域(3.2)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(1.0)の患者報告数は増加しています。 松江圏域(2.7)で定点当り2.0人以上でやや流行しているほか、浜田圏域(0.7)および出雲圏域(0.6)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(3.7)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除くすべての圏域で患者発生報告があり、松江圏域(9.0)では定点当り5.0人以上でやや流行しています。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(1.0)、出雲圏域(0.8)および松江圏域(0.6)で患者発生報告があります。
〇水痘 :県内全域(0.2)の患者報告数は横ばいです。 益田圏域(1.0)で注意報レベル(1.0)以上の患者発生報告があるほか、松江圏域(0.1)でも患者報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(0.6)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域、浜田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇細菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型およびA16型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス2型、5型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型が検出されています。
〇熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルスおよびパラインフルエンザウイルス2型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病急減減少減少 急減横這×
RSウイルス感染症増加増加横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這×報告なし×
水痘横這横這横這× 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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