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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第22週 (5/27〜6/2) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件(出雲圏域1件、大田圏域1件)、 腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)、 風しんが3件(松江圏域1件、益田圏域2件)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇感染性胃腸炎 :県内全域(8.0)の患者報告数は増加しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(12.1)および出雲圏域(10.4)で定点当り10.0人を超えて流行しているほか、益田圏域(8.0)および大田圏域(6.0)で定点当り5.0人を超えてやや流行しています。
〇インフルエンザ :県内全域(0.2)の患者報告数は減少しています。 出雲圏域(0.6)のほか、大田圏域、松江圏域、益田圏域で散発的な患者発生報告があります。 迅速検査ではA型が松江圏域及び益田圏域で、B型が松江圏域および出雲圏域で検出されています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.5)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(2.8)および大田圏域(2.0)で定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇手足口病 :県内全域(2.7)の患者報告数は横ばいですが、流行は拡大しています。 松江圏域(5.6)では第21週に引き続き警報レベル(5.0)を超えて流行しています。 また、出雲圏域(3.2)、雲南圏域(1.5)および浜田圏域(1.3)では定点当り1.0人以上でやや流行しているほか、益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇伝染性紅斑 :松江圏域(0.3)、浜田圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇咽頭結膜熱 :出雲圏域(0.8)、松江圏域(0.7)および浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :大田圏域(3.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎(ロタ) :松江圏域(2.0)および大田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIおよびA群ロタウイルスが検出されています。
〇手足口病 :アデノウイルス6型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :アデノウイルス2型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス1型および2型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス2型が検出されています。
〇熱性疾患 :A群ロタウイルスおよびアデノウイルス5型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびアデノウイルス1型、2型が検出されています。
〇発疹症 :パルボウイルスB19が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎増加増加増加 増加横這×
インフルエンザ横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
手足口病増加増加増加 横這横這×
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×
ロタウイルス横這横這報告なし× 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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