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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第21週 (5/20〜5/26) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件[1](出雲圏域1件[1]、大田圏域2件)、 侵襲性肺炎球菌感染症が2件(出雲圏域1件、隠岐圏域1件)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(0.3)の患者報告数は減少しています。 出雲圏域(0.9)、大田圏域(0.7)および雲南圏域(0.3)で患者発生報告があります。 迅速検査では雲南圏域および出雲圏域でB型が多数を占めているほか、出雲圏域および大田圏域でA型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(6.9)の患者報告数は増加しています。 隠岐圏域を除く圏域で患者発生報告があり、松江圏域(12.0)で定点当り10.0人を超えて流行しているほか、出雲圏域(9.4)および大田圏域(5.0)では定点当り5.0人以上でやや流行しています。
〇手足口病 :県内全域(3.0)の患者報告数は増加しています。 松江圏域(8.3)では第20週に引き続き警報レベル(定点当り5.0人)を超えて流行しているほか、出雲圏域(1.4)、雲南圏域(1.0)および大田圏域(0.5)で患者発生報告があります。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域(0.7)、雲南圏域(0.5)、松江圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.3)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(2.4)で定点当り2.0人以上でやや流行しているほか、出雲圏域(1.6)、雲南圏域(1.5)、益田圏域(0.7)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎(ロタ) :大田圏域(2.0)および浜田圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIおよびA群ロタウイルスが検出されています。
〇ヘルパンギーナ :アデノウイルス2型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス1型、2型および5型が検出されています。
〇熱性疾患 :A群ロタウイルスが検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス2型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス1型、2型およびRSウイルスが検出されています。
〇発疹症 :パルボウイルスB19が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這×横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎増加増加増加 横這横這×
手足口病増加増加横這 横這横這×
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
ロタウイルス横這横這×報告なし× 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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