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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第10週 (3/4〜3/10) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、 マラリアが1件(隠岐圏域)、 アメーバ赤痢が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(7.5)の患者報告数は第9週(5.6)と比較して増加しています。 圏域別では隠岐圏域(22.0)、雲南圏域(10.0)、松江圏域(9.8)および大田圏域(6.7)で第9週から増加しているほか、益田圏域(7.8)でも定点当り5.0人を超えてやや流行しています。 迅速検査ではA型がすべての圏域で検出されていて、B型は浜田圏域でわずかに検出されています。 流行のピークは過ぎましたが、流行期は続いています。 手洗い・咳エチケット等予防を心がけましょう。
〇感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒注意報が発表されています★県内全域(5.5)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(10.4)では定点当り10.0人以上でやや流行しています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.2)の患者報告数は増加しています。 出雲圏域(5.4)、松江圏域(5.0)および雲南圏域(2.5)で定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.2)の患者報告数は低いレベルで横ばいです。 出雲圏域(0.6)、雲南圏域(0.5)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.2)では第6週(0.1)以来の患者報告です。 雲南圏域(0.5)、松江圏域(0.4)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎(ロタ) :出雲圏域(2.0)の基幹定点から患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型およびAH3(香港)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIおよびアデノウイルス2型が検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス3型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス3型、5型が検出されています。
〇熱性疾患 :RSウイルスおよびライノウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :RSウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス1型、3型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
〇発疹症 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ減少減少横這 減少増加
感染性胃腸炎減少横這横這 横這減少×
A群溶連菌咽頭炎増加横這増加 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這×横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×
ロタウイルス横這報告なし×増加 報告なし×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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