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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
急性脳炎が3件(松江圏域2件、隠岐圏域1件(いずれもインフルエンザウイルスA型による)、
)、
梅毒が1件(松江圏域)、
報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ
:★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています★県内全域(23.1)の患者報告数は第5週からやや減少しましたが、警報終息基準値(10.0)を上回る流行となっています。
松江圏域(36.5)および大田圏域(32.7)で警報レベル(30.0)を超える流行が続いているほか、浜田圏域(21.8)、出雲圏域(15.7)、益田圏域(15.2)および雲南圏域(14.0)でも注意報レベル(10.0)を超えています。
迅速検査ではすべての圏域でA型が検出されており、B型は出雲圏域および大田圏域でごく少数検出されています。
〇感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒注意報が発表されています★県内全域(10.7)の患者報告数は横ばいです。
すべての圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(17.0)、雲南圏域(13.5)、隠岐圏域(13.0)および松江圏域(11.9)では定点当り10.0人以上でやや流行しています。
〇A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(2.7)の患者報告数は横ばいです。
松江圏域(4.7)、出雲圏域(3.4)、雲南圏域(2.5)および浜田圏域(2.3)で定点当り2.0人以上となり、やや流行しています。
〇RSウイルス感染症
:県内全域(0.4)の患者報告数はやや減少しています。
益田圏域(1.0)では定点当り1.0人以上でやや流行しているほか、松江圏域(0.4)、出雲圏域(0.4)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇水痘
:浜田圏域(0.7)、益田圏域(0.3)および松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎(ロタ)
:出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
〇インフルエンザ
:AH1(2009pdm)型およびAH3(香港)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎
:ノロウイルスGIIが検出されています。
〇手足口病
:コクサッキーウイルスA6型、A9型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎
:アデノウイルス1型、2型、3型が検出されています。
〇熱性疾患
:RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎
:RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス2型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。